救いの三本柱(三救)Three Pillars of Salvation

メシヤ講座三重87号 平成27年1月度


メシヤ講座三重27年1月 新年号


○『神人之力』の御書届く

(先生)
平成26年度の最後の『浄霊力拝受お願い』はコンゴ共和国からの人でした。それから年明けとともに中国の方からの申し込みがありました。年末年始の『浄霊力拝受お願い』が海外の方でしたので、これから愈々海外に向かってプラスされていくのではないかな、と思って年末年始を迎えました。

また26日の日に『神人之力』の直筆御書が本部へ届きました。それからというもの私も浄化を許されまして、大風邪をひきましてテッシュをどのくらい使ったか解らないくらい洟と痰が出ました。相当身体を浄められましたのでメシヤ様の御書の力たるや凄いなあ、と実感しながら年末年始を過ごしました。

大晦日は大風が吹いて新年は大雪でしたので風の中を除雪をして腰を痛めるという日頃の運動不足を反省させられることもありました。

そういうことも含めて神界からの様々な御働きを感じさせていただける、そういう年明けであったと思います。

皆様もそれぞれのご家庭で様々な節目を迎えて昨年いろんなことに取り組んで、そして新しい年を迎えたと思いますが、今年もより有意義な年にそれぞれの御家庭でして頂ければありがたいと思います。


○『仏教の起源』

(先生)
さて『仏教の起源』というところを本日拝読させていただきましたけれども、“どうしてメシヤ様がバラモン教の修行のことについてお書きになっておられるのかな”と考えさせていただきますと、約2700年前のインドはバラモン教が盛んな時で、肉体的な苦痛によって真理を会得しようという取り組みがされていました。

大きい視野から見ていきますと、朝鮮半島から素盞鳴尊が3000年前に押し寄せてきたために伊都能売神皇様は天照天皇様に皇位を譲られて、日本を出られてインドまで移動されました。当時は歩いて行かれたでしょうから、かなりの年数がかかったと思われます。

そして補陀洛(ふだらく)山で結跏趺坐(けっかふざ)されました。

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Wikipedia:最終更新 2014年6月25日 (水) 04:53 より
結跏趺坐(けっかふざ)は、仏教とヨーガにある瞑想する際の座法。結加趺坐と書く場合もある。
「趺(あし)」とは足の甲のこと、「結」とは趺を交差させ、「跏」とは反対の足の太ももの上に乗せること。したがって趺を結跏趺して坐(すわ)ることをいう。結跏趺坐は足を結んだ形をしているのが特徴である。
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○メシヤ様の御出現と国民健康保険

(先生)
そこへ善財童子(ぜんざいどうじ)と呼ばれていた若き時代のお釈迦様が訪ねてくるようになって、伊都能売神皇(いずのめしんのう)様が説教をされました。そうした中でお釈迦様は悟りを開きました。当時のインドの人たちが難行苦行によって宇宙の真理を会得しようと取り組んでいるところへ、「読経することによって真理を会得することが出来る」と説いたために多くの人たちが救われました。

それでは、メシヤ様が出現されて日本はどうだったのか。お釈迦様がインドに出現されて、『当時の社会に一大センセーションを捲(ま)き起した』と書かれています。メシヤ様が出現されて日本も『お光様』として一大センセーションを捲(ま)き起したわけです。

そのことによって間接的にではありますが、国民健康保険がいきわたったわけです。医学界が国民健康保険を作り上げて病気になっても貧乏にならない。だれでも医療にかかれるという制度を医学界が中心になって作ったわけです。それと同時に生活保護制度を作り病気になっても生活できる体制を日本の中で作り上げて行ったわけです。

これはメシヤ様の出現があったからだと、○○党の幹部は言っております。岡田茂吉教祖に対抗的にやったことではありますが、日本国民のために健康保険制度が出来上がったわけです。

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メシヤ様と健康保険制度について、
『日 月 地』  質疑応答による「宗教改革」と「医学革命」のページ
にわかりやすく書かれています。
http://thesunthemoontheearth.blogspot.jp/2009/08/7.html
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○『薬毒論』は皆を健康に導き、国の財政を安定化させる

(先生)
ある支部に、生活習慣病と糖尿病を患った方が来ておられますが、インシュリンと7種類の薬を飲んでいました。それでこの薬を細かく調べていきますと、病気と関係なく、飲まなくて良い薬も飲んでいるのです。そして、少しずつ減らして行った方が良いという薬もあるので、徐々に減らしていけばこれにかかる医療費はいらなくなるのです。

現代は病気をしても貧しくならない体制が出来ているにもかかわらず、医療界は薬を売るということ、手術をして収益を上げるということに力を注いでいる面があるのです。

税金を何に使うのかという姿勢が、医療界に全く出来ていないがために消費税を上げなくてはいけないようなことになっているのです。

現代社会においては健康保険制度を悪用して湯水のように国民に薬を売りつけております。それによって、また認知症も増えてきております。介護費用に税金を使わないといけなくなってきておりますので、この悪い税金の使い方を打破していくことこそ、世の中に貢献できることだと思っております。今や『薬毒論』を説くということは皆を健康に導くだけではなく国の財政を安定化させる最も有効な手段ではないかと思います。

今回から“より薬価薬害の話をしながら国の財政を安定化させることに寄与していけたら良い”と本日の『仏教の起源』を拝読させていただいて沸々とそのような思いが湧きたってきました。

それから『宇宙の真理』ということが書かれていましたが、現在私たちは何の修行をすることなく『浄霊力』を授かって御教えという真理の教えを賜っておりますので、これほど有難い時代はないのではないかと思います。


○メシヤ様の御教えの大半は?病気に対する判釈″

メシヤ様の御教えの大半は?病気に対する判釈を示してくださっておられる″ということであります。ですから、私たちは御教えを拝読することによって“病気に対する考え方”や“判断すること”ができるところまで来ているわけですので、これ程有難いことは無いのです。

しかし、この判釈も、メシヤ様御在世中と現代では全くその中身が異なってきておりますので、現代?我々が何をすべきか″ということを『仏教の起源』を拝読することによって自分たちは考えておかないといけないと思います。

現代人が病気になるのは医者がどんどん不必要な薬を処方するために体の中に薬毒が入ってきております。それで自分の体が過剰反応を起こしているのと機能不全を起こしてしまっていますので、病気が非常に増えているのです。


○工芸品まで現代では添加物を入れて作っている

大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台になっている山口県の萩というところで「硝子工芸作家が頑張っている」ということをテレビで取り上げていました。

通常硝子にも添加物を入れるのだそうです。それで添加物を入れただけ硝子はもろくなるのだそうです。しかし低温で焼けるので作りやすいのです。一方、添加物を入れないと高温で焼かないと綺麗に仕上がらないのだそうです。

工芸品まで現代では添加物を入れて作っているのだということを初めて知りました。添加物というのは恐ろしいところまで行き渡っているのですね。

昭和35年頃から高度成長期に入っていく頃に添加物が出てきて添加物によってコストを下げるようになりました。コストというのは生産した後の保存期間を延ばしたりとか、醤油等は普通2年はかかるのですが添加物を入れると4ヶ月くらいで出来てしまいますので、1/6の倉庫費用で済むと言われています。塩漬け等も添加物を入れると短期間で出来てしまうのです。それで安く提供されているのです。薄利多売を狙っているわけです。

しかし、熟成させるためには長期間の漬け込みが必要なのです。添加物こそが我々の体に多大な影響を与えていますので、添加物を排除した本物の食べ物に日本人が気付いて行けるような啓蒙活動をこれからもっと進めていかねばなりません。

三重支部では御神前に自然農法産の野菜がお供えされております。他の人々を感化していくような活動を一層していかないといけないと思います。


○布教とは入会者を増やすということではなく、啓蒙活動をしていくこと

(先生)
ですから布教というのは入会者を増やすということだけではなくて、啓蒙活動をしていくというのが実は布教なわけです。そして、その中で私もこういう尊い取り組みをしていきたいという人だけ入会して頂ければ良いわけです。

メシヤ様の御教えに求めて現代を見つめた時には、そうした薬害の問題と添加物の問題をみんなに教えていくと・・それからもう一点は先日ある支部の隣で住居を建てていたのですが、一日で組みあがってしまったのです。壁が合板なのです。圧縮して作る板ですのであれには接着剤が使われているのです。そうすることによって安く早くできるのです。しかし、シックハウス症候群になっていくような建て方だと言わざるを得ません。

住まいとか・・・自家用車等でも新車を買った時には強烈な化学物質を使っていますので、換気をしつつ使用するということをみんなに教えていかなければいけません。高速で走行した時にフロントガラスが剥がれないような強烈な接着剤を使っているわけです。金具で留めていないでしょう。糊だけで留まっているのです。

小石で破損して、フロントガラスを付け替えた時には目に刺すような痛みが走ってとても走行できませんでした。ですからその都度換気をするということが大切なのです。

夏場は特に暑いので揮発していきますので換気というのは非常に重要なのです。

そういうことも気を付けていかなければ、人間はどこで化学物質とか添加物とかが入ってくるかはわからない時代を迎えているということです。健康に生活していくためにはそういうものを排除していくということを心がけていかなければいけません。


○現代の社会においてメシヤ様の弟子が果たすべき役割を明確に持つ

(先生)
それから青色発光ダイオードは革命的であるのですが、ブルーというのは人間には刺激が強いので視神経の奥を刺激してしまいます。それで寝不足になってしまったりいろんな症状が現代の若者たちには起きてきているのです。

化学物質のために男性は精子が非常に弱くなっていますし、女性の場合は自分の体の中に子供を宿す力が弱まってきています。子孫繁栄ということが段々できなくなってきているということがあるので、我々は生活するにおいてそうしたことを十分気をつけながら生活していくということを、いろんな人に教えていかなければいけないと思います。

メシヤ様の御在世中にメシヤ様の御出現によって果たしたことと、現代の社会においてメシヤ様の弟子が果たすべき役割を明確に持って、これから御神業を進めていかなければいけない、と強く思うそういう本日の御教えだったのではないかなと思います。

そういうことを確認させていただいて、残りの時間を質疑応答にさせていただきたいと思います。

質疑応答

(質問者)
達磨は二人おられたのですね。

(先生)
選挙の時の達磨は中国ではないでしょうか。

(質問者)
ああ、足がありませんものね。面壁ですから・・

(先生)
面壁で目を入れるという行為もおかしなものですね。選挙で当選して悟りを開くということではないのでね。

『印度(インド)の達磨(だるま)大師とは別に、今から千二、三百年前、支那(シナ)にも同名異人の達磨(だるま)が現はれたので、之がよく混同され易いやうである。』

(質問者)
『経文(きょうもん)を読む事によって覚りを得る』ということが書かれていますが、我々は『御教えを拝読する』ということに置き換えて考えればよろしいでしょうか。

(先生)
そうだね。ですからその当時の読経というのは伊都能売神皇様から教えられたものを纏(まと)めたものだということです。


○『道法礼節』

(質問者)
その当時の伊都能売神皇様の教えというのはどのような内容なのでしょうか。メシヤ様の御教えのルーツということでしょうか。

(先生)
そうそう、それで教えの中心は?絶対平和主義″なのです。?和を以て貴しとなす″と聖徳太子が説いた基となる教えです。

それで和の大きいものとして?調和″ということがあります。そして、その上には『順序礼節』ということがあります。伊都能売神皇様の教えとして観音講座に書かれている『道法礼節』ということがあります。ですからこの『道法礼節』をインドの人に解るように教えられたのではないでしょうか。

『道法礼節』の道(どう)は道(みち)ですから全てのところに道はあるので、道に沿った生活、或いは対処の仕方をしなければなりません。そういうことを解りやすくお説きになられたのだと思います。

それから『法』というのは水が去ると書きますので、炎ということになります。炎というのは触れると熱いので?触れてはいけない定めがこの世の中にはある″ということなのです。そういうことを理解して弁(わきまえ)えて曲げてはいけないことがこの世の中にはあるのだ、と。それが現代では法律だということです。ですから?法律は違反してはいけない″ということになっていくのです。

次に『礼』ですが旧字で行きますと『禮』。豊かさを示すと書きます。本当の豊かさというのは礼を重んじることなのです。物が豊かなのではなく心に礼節を守る、礼を尽くしていくことが豊かさの中にはあるのです。

(質問者)
礼を尽くすというのは簡単に言うと「感謝」ということでしょうか。

(先生)
まず最初にここに入ってきた時に「お早うございます」と挨拶しますね。神様にまずはご挨拶をして○○家の御先祖様にご挨拶して、そして皆様にご挨拶します。

こういう礼を尽くしていく、それから先ほどの感謝でいえば何かしていただいたら「ありがとうございます」と必ず口にしていくとか、そういうことが具体的な話になってくると思います。

それから『節』は読んで字のごとく節目節目を大事にしていかなければいけない。生活の上でもそうですし、?竹″というのは?節目があるから強いのだ″と?強くなっていくためには節が必要なんだ″ということを含めて『節』をお説きになられております。

そうした教えを中心にして長い間通ってくる悉達(しった)太子に伊都売神皇様が?日本ではこういうことを中心にして生活を営んできたのだ″とか言うような話をされたのではないかと思います。

(質問者)
道法禮節は苦集滅道と合わせて使われることが多いと思いますが、婆羅門の難行苦行を諌めているのではないでしょうか。

(先生)
ですから?インドではこのようにしているのですが・・″と言った時に?そういう難行苦行はやめて・・″というようにお説きになられたのではないかなと思います。

(先生)
インドの人たちを日本の神様がそうしてお救いになった・・それがお経になっているわけですので、日本に入ってきた時にはスーっと受け入れることができたわけです。インドから輸入してくるときに中国大陸を通って来ていますので儒教も拾ってきているのです。それで木札より豪華な御位牌を使うようになったのです。

(質問者)
そのころ仏教を広めるのに聖徳太子が関わっていますね。

(先生)
関わっていますね。それを基盤にして奈良時代が出来上がっていくのです。

(質問者)
メシヤ様は『聖徳太子にも生まれた』と言っておられますからね。

(先生)
ですから伊都能売神皇様の系統でそういうことをやられたということですね。

(質問者)
その当時インドに行かなければならなかったのはなぜでしょうか。情報も少なかったと思うのですが。インドは栄えていたのでしょうか。

(先生)
それは逃れた訳ですからね。?ここまでくれば大丈夫だろう″ということだったのでしょう。南の果てまで行かれたということです。インドより先はいけないでしょう。インドまで下って行ったら今度は上っていかなければなりません。

そうするともうヨーロッパで全然人種が異なってしまいますからね。そちらへ行くのであればシルクロードを通って行ったと思いますね。

お供の二十八部衆と御苦労なされてたどり着かれたのではないかなと思います。時々三十三間堂へお参りに行って二十八部衆に尋ねてみてはどうですか。その後ろには左甚五郎が彫った大黒様がお祭りされていますので、大黒様にも御守護お願いができますね。

(質問者)
新薬師寺の仏像は二十八部衆ではないですね。

(先生)
あそこはちょっとわからない。

※後日調べましたら「十二神将立像」でした。

(先生)
三十三間堂に行ったらそれぞれの仏像に謂れがあるから、それが自分に一番近いのを見つけて力をいただきながら御神業に臨むという方法もありますね。

我々もそれぞれの役割を担っているのです。二十八部衆もそれぞれの役割を担って伊都能売神皇様についていかれた訳ですからね。私も30代の頃はそういうところへ行って考えながら仏像を見ていました

(質問者)
二十八部衆というのはどういう方々なのですか。

(先生)
3000年前に素戔嗚尊が日本に武力を以て押し寄せて来ました。日本を統治していた伊都能売神皇様は戦いを一切しない神様ですので密かに日本を抜け出してインドへ降っていかれました。その時についていった御家来衆が二十八部衆なのです。三十三間堂に行けばどういう方々かわかると思います

(質問者)
結跏趺坐(けっかふざ)というのはどう言う意味ですか。

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Wikipedia:ウィキペディア最終更新 2014年6月25日 (水) 04:53 より
結跏趺坐(けっかふざ)は、仏教とヨーガにある瞑想する際の座法。結加趺坐と書く場合もある。
「趺(あし)」とは足の甲のこと、「結」とは趺を交差させ、「跏」とは反対の足の太ももの上に乗せること。したがって趺を結跏趺して坐(すわ)ることをいう。結跏趺坐は足を結んだ形をしているのが特徴である。片足を乗せる上下で吉祥坐・降魔坐と呼び、その意味も異なる
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(先生)
このように座って目は鼻の先を見るのです。ですから半眼ですね。真っ直ぐ見ていません。

剣道をする時には相手の向こうの山を見るように構えないと相手を見ていると自由に動けないからね。

剣道も剣術になると忍術の世界に入ってきますので、道がついていないと構えとかが身につきません。習い事をする時には?道″のついたものを習うと良いというのが昔の人の教えです。


○薬漬けより観光立国を目指そう

(先生)
京都には道がいっぱいありますね。今外国の人がたくさん訪れているようですね。茶道とかにも興味を持たれるようですね。

(質問者)
京都には文化財や観光資源が豊富なのですが、外国と比べても宣伝の仕方が弱いところがあります。そういったところへもっとお金をかけるべきではないかと思います。看板でもまだまだ英語表記が少なく、英語を話せる人も少ないのです。

(先生)
関西圏はもっと協力して観光立国に努めるべきですね。

奈良には韓国の人たちが来て作った都(明日香村)があり、中国の人たちが来て作った平城京があります。そして京都で日本人が都を作り上げました。そういうものを関西を回ることによって歴史が伝わってくるようなものをみんなで作り上げていくと良いなあと思います。

(質問者)
国家予算のかけ方が非常に少ないのです。諸外国の10分の1ほどしかないそうです。

(先生)
熊本のゆるキャラ?くまもん″が人気ですが、あのキャラを作り上げるのでに皆で話し合いをしたそうです。県でも市でも同じようなパンフレットになってしまうので?熊本の人はどうなのだろう″と考え始めたそうです。それで自分たちが自分たちの町に驚く象徴として?くまもん″になったそうです。

携わった人が言うには自分は鞴(ふいご)の役割をしているのだそうです。火種があってそこへ風を送って燃やすような役割なのだということです。

Wikipedia:ウィキペディア 最終更新 2014年3月11日 (火) 20:02 より
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9E%B4
鞴(ふいご)は気密な空間の体積を変化させることによって空気の流れを生み出す器具。


(先生)
観光資源というのは豊富にあるわけですから知恵を出して知恵に基づいてお金を出していかないともったいないですね。

国民を薬漬けにすることにお金を使うのではなく観光資源を有効に使って皆が生き生きとするようなことにお金を使って欲しいものです。

(質問者)
京都の道路はまだまだ綺麗ではないと思います。

(参加者)
市民が道路の写真を撮って市に送ってあげると、調査の費用が少なくてすみ市も助かるので早く動けるそうです。場所の特定に費用と時間がかかるそうですので、市民みんなで協力していくことが大切だと思います。


○大和民族は芸術の世界で活躍

(先生)
伊都能売神皇様がインドへ行かれた時に二十八部衆がついていきましたがその当時から大和民族は歴史の裏側に入っていきました。表に出てくるのは芸術の世界だけなのです。為政者にはならなかったのです。ですから美の世界には伊都能売神皇様の系統が受け継がれているのです。芸術品を大事にしていくという心をみんなが目を向けていかなければいけないと思います。

支部でもいろんな情報が入ってくると思いますので、そういった情報をホームページで提供していただいて今年もより充実を図っていっていただきたいと思います。

それでは時間になりましたので終わらせていただきます。

(参加者)
ありがとうございました。

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【御教え 観音講座 第二講座  道法禮節  (昭和十年七月二十五日)】         
 
 道  ミ−体−身
   チ−霊−血  伊都能売 又は観音である。

道はあらゆるものゝ通るべき筋。日月が東より西へ行くにも軌道がある。一切は道により成り立ち進んで行く観音行である。道とは首に(しんにゅう)、首は元首、人民の頭、首斯の如くに之をかけたのだ。非常に意味がある。
           「法」
 観音会は之を全世界に判らせる御用なのである。天地の法に外れねば総て旨く行くのである。天地の法律の事(造物主が造った法律)道法(観音の法律)完全無欠の法の事である。

 法「水を去る」と言う字。火なり(ホホ)水臭い水気があるとて水は正しくないのである。ヒはホにして炎、ホのホとなる。手も触れられざる厳として犯すべからざるもの(水は融通がきく)
           「禮」
 神は順序なり、共産主義は之を打破らうとしている。軍隊も禮儀のある為に強いのである。禮儀は順序から出たもの禮儀なくば順序たたず。

 禮は豊を示すと書く。余裕ある事、上流の金持が(富者)禮儀正しく貧者は正しからず、自ら階級あるのが本当である。禮儀あれば貧乏無くなるのである。親鸞には弟子一人もなく皆御同行なりと言うたが、日本共産主義の一番初めの人なり。其のくせ弟子に○○等と言うのがあったのである。
           「節」
 節なくば総て物は進行せず、春、夏、秋、冬も節なり。観音運動にも節がある。節を越えると進行する。一時的に止るのは節ですから止っても心配は不要である。音楽でも節がある為非常によく聞えるのである。国家の戦争も節です。日本の日清、日露、欧洲大戦、満洲事変等が節で、この節の為日本はよくなった。節は勢を止める為一層強くなる。伸び放題にするのは悪い。止めると勢が強くなる。節を知らぬ者は途中でくたびれる。節なければノッペラボーで弱いし折れる。

 以上の如く、これから道法禮節を開示するのである。なんでも道あり法則あるならば法の通りに座し法の通りに歩き行い寝るにも法あり。それによって順序立ち行く。 又何んでも節に合せて行えば旨くいく。これを立派に行えば観音行の出来た立派な人となるのである。是を二千六百年前に釈迦が説かれたのである。


【御教え  苦集滅道  道法礼節   (栄光百二号  昭和二十六年五月二日)】

『右の題目は、勿論仏語であるが、此意味は現在に於てもよく当嵌まるから、それを解説してみよう、苦集滅道とは読んで字の如く、苦が集まる、即ち苦しみが多いと道が失われるという、人間誰しも苦しみが余り多いと自暴自棄になるばかりか背に腹は変えられない式で、道に外れる事をするようになるものである、よく曰われる事だが、泥棒にも二種類あって、本当にズルイ奴と、貧に迫って悪いと知りつつも、苦し紛れにやる者とがある、又闇の女でもそんな事をせずともよいのに、好んでする者と、切羽詰って嫌々やるものとの二種があるのも同じである。

此弱点を利用して宣伝するのが、彼の共産主義である、従って政治の理想としては、困る者、苦しむ者を作らないようにする、それが犯罪を減らし、社会の秩序を保つ上に、最も根本方策である、恒産あれば恒心ありという言葉も、よくそれを表わしている、本教の理想である病貧争を無くすという事も、それ以外の何物でもない、としたら何よりも先ず健康が原であるから、健康人を増やす事こそ問題解決の鍵である。

次の道法礼節であるが此事も現代によく当嵌っている、道法とはいう迄もなく道であり法であって、道とは道理に叶う事で、道理に外れる為に人間同志の悶着や、家庭の不和、社会秩序の紊乱となるのである、法とは人間が作った法律のみではなく、神の律法もあって之は目には見えないが、絶対犯す事が出来ない、人間諸々の災は、悉く神の律法を犯す為の刑罰である事を知らねばならない、実は此刑罰こそ人間の法律よりも恐ろしいと共に、絶対免れる事は出来ないのである、勿論、死刑もあるのであって、それが災害による死、病死等凡て神律を犯した為の刑罰死である、そうして凡ゆる物にも法がある、即ち法とは一切の規準であり、秩序である、判り易く言えば、人間の為すべき事、考うべき事はチャンと決っておって、例えば政治家は政治家、教育家は教育家、宗教家は宗教家、芸術家は芸術家、官吏でも、商人でも、医者でも、男でも、女でも、如何なる人間でも、為すべき事、為すべからざる事は、一定の法則があり、それを守る事によって順調にゆき、栄えるのである。昔から法を越えるなというのもその意味である。

次の礼節であるが、之こそ現代人には最も適切な言葉である、特に此点昔の人よりも大いに低下している、私は日々多くの人に会うが、真に礼節を弁えているものは十人に一人もないといってよかろう、然し何と言っても信者諸君は一般人とは区別がつく程よいには良いが、只信者同志接触の場合、まだ物足りない点が見えるので、今一層向上して貰いたいのである。

然し現在のような煩雑な社会生活では、思う通りの礼儀は行われないから、或程度は致し方がないとしても、注意すべきは民主主義の履き違いから、若い人達には、上、中、下、無差別式の考え方の者がよくあるが、之は困ったものである、成程昔のような士農工商的の差別主義も間違っているが、今のような悪平等的行過ぎも間違っている、特に遺憾でならないのは学校教育の行り方である、余りに自由主義の為、放縦に流れ、師弟の差別さへないのをよく見受けるが、此点教師たる人も大いに考慮の余地があろう、勿論昔の軍隊式も困るが今のズンダラでも困るのである、要は偏らないでよく程を守り、中性が肝腎で、教育の方針も茲にもってゆかなければならない事は言う迄もない、礼節という意味はそれであって、既に古人が喝破しているのであるから、現代人としてもそれに愧じないようにすべきである。 

【御教え  道理に従う 世界救世(メシヤ)教早わかり 昭和二十五年十一月二十日】

法の字も解釈してみよう。法の言霊は、ホは火であり、オは水であるが、言霊学上オはホに含まれて了う。之はオの水によって火が燃え続ける意味である。又、文字は水を去るとかくが、之は水は緯へ流れるから乱れる憂いがある。従而、水の働きを去れば経となり、厳然たる不動の意味となる。法は犯すべからずと言う訳である。

【御教え 日置昌一氏との御対談  今にアメリカ一の美術館を作る
(栄光百八十六号  昭和二十七年十二月十日)】

日置氏:話は変りますが一個の宗教家が美術館を作ると言う様なことは今までに余り聞きませんが、貴方の場合どう言う御動機で造られたのですか。

明主様:これは動機とは言えないかもしれませんが人間と言うものは始終生まれ変って来るのですが、私は聖徳太子に生まれたことがあるのです。大体日本で仏教を弘めたのが聖徳太子で、それは何でやったかと言えば美術によってやったのです。しかしあの時は日本だけですから、今度私は世界的に聖徳太子と同じことをやるのだと言っているのです。箱根の美術館というのはその最初なのです。
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