救いの三本柱(三救)Three Pillars of Salvation

メシヤ講座・三重84号 平成26年10月度


平成26年10月10日



◎『文明の創造』『唯物医学と宗教医学』を拝読して

(先生)
299ページ3行目に、

『そうして医学本来の目的は、人間の病気を完全に治し、真の健康体を作るにあるとしたら、それが現実に現はれなくてはならない事である。』

とメシヤ様は、『医学本来の目的である』ということで、改めてこのように御記述くださっておられます。そして、メシヤ教の御神業というのは病気に囚われている人間を?病気の心配から開放していくのだ″と。開放して?自由の身にしてあげる″ということが、メシヤ教の取り組みであると思いますので、メシヤ様が強く思われていることを最初に確認させていただきたいと思います。


◎私たちの使命は、さらに大きなものになっていく。

(先生)
次に300ページの1行目

『此(この)意味に於て一日も早く此(この)医学を世界人類に知らせ其(その)恩恵に浴せしむべきではあるまいか。』

ということで、世界人類に知らせないといけないのですけども、メシヤ様御昇天後世界人類に知らせることができておりません。

欧米を見ましてもトータルで1万人くらいしか信者さんはおりませんし、ブラジルで30万人余、タイで50万人余、それからアフリカで少しずつ広がってはいるようですが、人類全体からすれば、?世界人類に知らせるという取り組みは進んでいない″と言わざるを得ません。私たちの使命は、?さらに大きなものになっていく″のではないかなと思います。


◎『天国の福音書』のメインは?病気を解決する″ということ

(先生)
そしてこのページの5行目に

『従って之こそ言語に絶する程の、偉大なる福音である事は言ふ迄もない。』とありますので、『天国の福音書』のメインはこの?病気を解決する″ということであります。


◎浄霊の基本

(先生)
今朝は、?口さんに、『祈りの栞』の改訂版を作成することになったので、新たに校正をお願いしたところです。そのあとには『浄霊の基本』ということをもう一度作り直すべきであろうと思っております。と言いますのもメシヤ様は『浄霊の基本』ということについては説いておられないのです。メシヤ様御昇天後二代様が「祈りの浄霊」とか「浄めの浄霊」ということで体制を整えることを進めました。みなさんは浄霊の順序ということはどのように教わったでしょうか。

(参加者)
体の左側、右側と交互に段々下の方へおりていきます。これを体の前を終えたら後ろを浄霊します。

(先生)
それがね、二代様が教えてくださった基本形なのですね。真ん中、左、右だね 二代様が教えておられたのは。しかし、今はどこの教団も真ん中は教えていないようですね。

真ん中には免疫の中枢もありますし臍は人体的には親と繋がっていたところですので肉体的には中心になっているわけです。急所もありますしね。

浄霊の基本をメシヤ教としてはこれから統一していきたいと思います。支部によって教え方が違うのではおかしいですからね。

『祈りの栞』の次は『浄霊』を『浄霊力伝授の方法』とか『浄霊力拝受の方法』として改訂版を作りたいと思います。項目の一番後ろに人体の絵を書いて、わかりやすいようにしたいと思います。

昔の渋井先生の教会の人たちは左を縦にズーッと下まで浄霊して、右をズーッと下まで浄霊をする。というように教えられたそうです。毒素の溶解の順番としては?縦に浄霊をしたほうがよいだろう″ということです。

今月私は自己浄霊をいろいろと試しているところです。来年の初めに確立したいなあ、と思います。

(質問者)
『自己浄霊』の方法も併せて記載していただきたいなと思います。

(先生)
そうですね。初心者に向けてやり方を網羅できるようにしたいと思っています。

それで今は『浄霊』の冊子の最後には『天地創造記』という御教えを載せていますが、今度は『浄霊の原理』として理解を深められるような御教えを掲載したいと思います。ですから『夜昼転換』は少し先に延ばしたいと思っています。

そして、初心者にイキナリ急所篇を渡すとわからなくなってしまいますので、次に『浄霊の急所篇』を作成しようと思います。

様々な方々とお会いして、全国他の教団を見ておりますと『浄霊の基本』を教えていないことに気付かされたのです。

Amazonで市販できる形に整えていこうと思っています。『浄霊力伝授』は薄くても『天国の福音書』続篇(二)、(三)という形にしていこうと思います。

信仰観、宗教観は『祈りの栞に寄せて』を御教えと直結して作り替えます。

そのように形を整えてどの教団に所属していようとも?本来の信仰の形態はこういうことですよ″と、?浄霊の形態はこういうことですよ″と、認識していただいてメシヤ教に入らなくてもすべての教団でそういうことが実践できるような態勢を整えていかないと、上から組織的に抑えられておりますので、待ってはおられないのです。それぞれの教団の中で実践していただければ良いのです。

(質問者)
『浄霊力拝受お願い書』を付けていただけると良いと思います。

(先生)
折り込んでミシン目を付けて切って提出できるようにするつもりです。

一枚で足りない人はコピーして書き込んで送ってもらえるような形にしていこうと思います。

(質問者)
どの教団にいても『メシヤ様と直に繋がった浄霊』が出来るということですね。

(先生)
そういうことですね。

最近はいろんな情報を得ていても総合的に整理できていなくて迷っておられる方が増えてきているようです。そういう人たちを善導していくためにも?浄霊の在り方を整えて行きたい″と思います。


◎吾々に課せられたる一大難事業

(先生)
それから、300ページ後ろから3行目ですが、

『之が吾々に課せられたる一大難事業であって普通なれば不可能に近いとさへ言へよう。さらばといって、此(この)侭(まま)にしてをいたなら、人類の苦悩は益々深まり、遂には文化民族没落といふ運命に迄及ぶか分らないのである。』

ここに『一大難事業』と書かれています。ですから最初からスンナリ行くわけではないわけなのですが、今はもっとひどい状態になっておりますので、私たちがメシヤ様の御心を受けて一大難事業を進めて行かなければなりません。

それで一大難事業を進めるためには今回のノーベル賞ですね。素晴らしい賞をいただきました。その中のお一人、中村 修二カリフォルニア大学教授は日本での研究成果の代償が2万円だったことで訴訟を起し最終的には約8億円で和解しています。

氏は研究室で一人になって予算もなくなったので自分でいろんな研究機材をつくらないといけない事態となり、10年ほど非常に苦労をしたらしいのです。その10年の苦労があったからこそ次の10年の応用研究に活かされてきたので今回のようなノーベル賞をいただけるような研究に発展したということをインタビューで答えていました。これはもう我々の難事業に取り組む姿勢と一致するものがあると思います。苦労をしておりますが、これから『天国の福音書』続編をどんどん出していきますと、救われる人が必ず広がっていくのではないかなと思いますので、タイムリーなノーベル賞授賞であると思って話を聞いておりました。


◎第三次戦争が起ったとしても限られたる時と、限られたる地域で済む

(先生)
301ページの7行目に

『何となれば戦争は、よしんば第三次戦争が起ったとしても限られたる時と、限られたる地域で済むからである。』と書かれています。

岡田茂吉研究者の中には第三次世界大戦があるかないかということを論議しております。

インドネシアのスカルノ大統領は「日本があの戦争を行ったおかげで第三次戦争を行うことが出来た」と言っておりまして第三次世界大戦は何かと言いますと、「我々の独立戦争だ」ということなのです。ですから東南アジアは第二次世界大戦以降第三次世界大戦をやって独立していったのです。

ですから第三次世界大戦は東南アジアが独立した時から起きているのです。それでイスラム国の戦争まで続いております。

?民族の独立とか植民地が独立していくのが第三次戦争なのだ″という解釈をしておいた方が我々としては良いのではないかと思います。

ですから昭和20年代から続いていてそれがここに書かれている『限られたる時と、限られたる地域で済むからである』と書かれている通りなのです。

私はこれを読んだときに改めて感動いたしました。陰謀論等に関心のある人は世界全体が巻き込まれると妄想を膨らませますが、メシヤ様はこのようにお書きになられているので、独立戦争のことだろうと思われます。

そうした時に第二次世界大戦になぜ日本が参戦したのかを考えますと、日本の教育では日本が悪いとなっています。パールハーバーを攻撃しましたからね。それではパールハーバーは一体どういう場所だったのでしょうか。アメリカはハワイ王国を併合して、パールハーバーを総合的な軍事基地(空軍飛行場、陸軍兵営を併設する大海軍基地)にしたわけです。そこから圧力を掛ける体制をとったわけです。

日本はその軍事施設を攻撃したのです。なぜ日本が攻撃をせざるを得なかったのかと言うと、当時日本に対してハル国務長官が「第一次世界大戦で取得した領土や利権をすべて放棄せよ」と言い要求を受け入れなければ「石油輸入を中心とした経済封鎖を行う」と脅しをかけてきたわけです。それで軍艦での輸入用の船舶の封鎖が行われることのないように、軍事基地を攻撃したわけです。当時の日本は自衛のために行ったと主張しています。どちらが悪いのかということに関しては論議が分かれるところではありますが、私たちが子供の頃はズーッと日本は卑怯だと教えられてきたわけです。(「マッカーサー元帥が後にアメリカの上院の委員会での証言の中で、太平洋戦争はあくまで日本の自衛のための戦争でしかなかったと証言した・・・」石原慎太郎衆議院議員の特別寄稿=文藝春秋より)

しかし、日本は軍事基地を攻撃したのです。アメリカはどこを攻撃したのか?広島、長崎に原爆を落とし、空爆で国民を攻撃したのです。子供たちでも機銃掃射され、玩(もてあそ)ぶように殺されていったのです。

どちらが卑怯なのでしょうか。声を大にして訴えて行くべきなのです。アメリカ軍人は紳士でもなんでもないわけです。そうしたことを私たちは解っておかなければいけないことです。しかしながら、国民は大変辛い思いをしてきましたのでもちろん戦争はやってはならないことなのです。

有色人種に対して差別的な話は他にもたくさんあるのです。ですから世界各国がやってきたことを公平に明らかにしていかないと地球を地上天国にすることはできないなと思います。この地上天国構想がもっともっと大きいものに私の中では膨らんできているのです。


◎『曇りの発生源』とは

(先生)
302ページの8行目に

『病気の原因は霊の曇りが根本で、曇りの発生源は、人間の罪と薬毒の二つであるばかりではなく、実は此(この)外に今一つの重要な原因がある。それは農作物に施す肥料であって、原始時代は知らないが、相当古い時代から使ってゐた事は想像出来る。』

私は『曇りの発生源』ということを専従時代に御教えで見つけて『発生源』をきちんとしないと?人々を救うことは出来ない″という気持ちに発展したわけです。

ですから今回の御教えは救済活動に大切な言葉が散りばめられております。

それで『実は此(この)外に今一つの重要な原因がある。それは農作物に施す肥料であって』と言うことですからこの昭和27年当時は新しくできた肥料が問題だと言うわけです。

現代の平成26年は肥料ばかりでなく食品添加物および生活上の化学物質ですね。これが人間の病気を形成していくのです。今はメシヤ様の御在世当時よりももっと取り組まなければいけないことが増えているというわけです。ということでこの曇りの発生源という箇所に真っ赤に印をつけておいてください。その中の一つ一つを解決していくことが?私たちの取り組みなのだ″ということなのだと確認しておいていただきたいと思います。


◎病気が増えている原因は農作物にもある

(先生)
それから、303ページ後ろから3行目

『又各学者の研究も、実際家の実験も之に符号した為、漸(ようや)く社会的輿論(よろん)とさへなって来たといふ事が、最近の米国の専門雑誌に出てをり、次で同氏は人間の病気も、化学薬剤を用ひるやうになってから、悪性な病気が増へたと唱えてゐる。』ということですので、病気が増えている原因は農作物にもあると捉えているということですね。

最近の食に対する問題点をここでメシヤ様は御指摘されておりますので、私たちもそれを受けて○○さんを中心により一層自然農法に取り組んでいただきたいと思います。

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『文明の創造』303ページ
「実際家の実験も」について辞書にも「実際家」という言葉はございました。
理論や形式などよりも、物事を現実的に処理することを好む人。それが巧みな人。実務家。という意味があるそうです。
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◎人類救済の第一義とは

(先生)
それから304ページ7行目

『兎(と)に角(かく)、罪と薬剤と人造肥料との此(この)三つが病気の根本であるとしたら、此(この)三つの害を除く事こそ、人類救済の第一義であらねばならない。』

ということですから、この三つプラス食品添加物や日常品に入っている化学物質、女性の場合は生理用品や下着とかを吟味していかないと女性特有の病気も発生してくるというわけですので、この?三つプラス添加物や化学物質の害を除くことが人類救済の第一義ということだ″と強く受け止めておいていただきたいと思います。

(先生)
それから最後に、

『此(この)条件に適(かな)ふ宗教こそ、我メシヤ教であるとしたら私の責任も重且(かつ)大なるものである。』

とメシヤ様が御決意を述べられておりますので、私たちはメシヤ様に続く人間として一層責任を持っていきたいと思います。


◎『文明の創造』は全世界の有識者への警鐘

そして

『此(この)意味に於て私は先(ま)づ此(この)著によって、全世界の有識者に向って警鐘(けいしょう)を鳴らす所以(ゆえん)である』

ということですので、この『文明の創造』をお書きになられた御決意はこういうことにあったのだと受け止めておいていただきたいと思います。

(先生)
それから嬉しいことが2点ありました。

特選集にも記載しましたように『主神様とメシヤ様』を寄贈した県立図書館から礼状が届きました。

ということと、仏壇をはじめ、霊壇用の御神体も御下付できるようになりましたのでお知らせしておきます。これは既に受けておられる方や御本尊様がある場合は受ける必要はございませんのでその点を認識しておいてください。

それではもうあと10分ほどしかありませんがいつものように質疑応答に入りたいと思います。


質疑応答


(先生)
○○さんに「自己浄霊の浄霊力を高めるためには月次祭には参加されると良い」と話してあげてください。耳が遠くて話がわからなくても参加して一時間半座っていてくれたら良いですからね。

(参加者)
はい。

(先生)
大阪支部で93歳になるご婦人が御神体を申し込まれたのですが、娘夫婦が了承しないので?もう御神体の御奉斎は無理かなあ″とお世話されている方は諦めていたらしいのです。それからしばらくして、その方が『主神様とメシヤ様』を読まれたら「主神様を御祭りしないといけない」と強く思われたそうで昨日支部まで孫に連れてきてもらって「どうしても御奉斎をさせていただきたい」と言ってくださいました。お世話してくださっている方から娘さんに電話を入れて「何かあった時の事が心配ならその時には支部が必ず対応しますから心配しないでいてください」とお話して納得されましたら、御神体の御奉斎が許されることになると思います。

『主神様とメシヤ様』を93歳の人が読破して「主神様を御祭りしないといけない」と思ってくださったことは非常に有難いことだなと思います。


◎因縁使命の尊い御用に喜びを持って取り組もう

(先生)
三重支部には校正の御用を引き続きお願いしたいと思います。忙しい思いをさせますがよろしくお願いいたします。

(質問者)
そのような尊い御用に?私が関係していて良いのかな″と思ってしまいます。

先生のお話をお聞きしていると凄いことをさせていただいているのだということが段々自分の中でわかってきまして・・・。

(先生)
だから一層喜びを持って取り組んでください。

それは、三重支部の方々の因縁使命であって、そこで関わらせていただけるのは?神界から尊い御指図があってやらせていただける″と思いますので、これからも一層の取り組みをお願いいたします。

(質問者)
真剣にやらせていただきます。


◎『昼夜の転換』は『重大なる一事』

(先生)
ひとつよろしくお願いいたします。

(質問者)
来月の御教えが『霊界に於ける昼夜の転換』ですね重要な・・・

(先生)
?重要な″でなく、『重大なる一事』と今回の最後にお書きになっておられますからね。

私も拝読しなおす中で『天国の福音書』を歴史観とかは私の言葉でまとめて行って、御論文をそこまで絞り込まない方が良いのではないかと思い始めました。絞り込み過ぎると御論文を落としてしまうことがありますからね。御教えは『全御論文、御講話、全詩歌』集で読んでもらって御教えを読むために?このような心がけで読んでいただきたい″ということをまとめていったほうが良いかなあとか今いろいろ考えているのです。

(質問者)
御教えを深く読むキッカケとなるような・・・。

(先生)
そうですね。しかもメシヤ様はここに厳選して『昼夜の転換』をお書きくださっておられますのでね。

(質問者)
もっと深くと思えば全御教えを読んでいただいて、必要なことはこの『文明の創造』にお書きくださっているのですね。

(先生)
『夜昼転換』は?人類の歴史観として捉えていかないといけない″というのは、信者さん向けの話なのです。メシヤ様の思想という中で歴史観については?このような語り方をされているのだ″という捉え方が出来ていない場合があるので『夜昼転換』を書籍にしていかないといけないと思ったのです。人類全体からしてみれば頭の良い人が読めば歴史観ということがわかりますからわざわざそのようにまとめなくても良いかなあとも思います。まあいろいろと考えているのです。もう少しこちらは練り直さなければいけないなあと思っています。

それで、まずは『浄霊力』ということを、本を見ただけでスーっと出来ていくようなそのような装丁にしていきたいと思います。写真も古いので新しく入れ替えて作り直していこうと思います。


◎罪の問題は宗教によらなければ、解決出来ない

(質問者)
『最も至難であるのは罪の問題である。之だけはどうしても宗教によらなければ、解決出来ないのは勿論である。といっても之が実現の可能性ある宗教は、今日先(ま)づ見当らないといってもよからう。処が此(この)条件に適(かな)ふ宗教こそ、我メシヤ教であるとしたら私の責任も重且(かつ)大なるものである。』

この罪というのはどのような罪を言われているのでしょうか。

(先生)
それは前回お話したでしょう。霊的病気の中の『癲癇』とかね。水に落ちた人の話はありましたが突き落とした人の話は出てきませんでした。落ちる人は恨んで死んでいきますからその恨みの塊がこちらへきてしまいます。

(質問者)
人を苦しめた罪ですか。

(先生)
そうです。その罪が倍増してあるだろうからね。

(質問者)
罪にもいろいろありますが、その罪を自分で作ってしまったと思ってそれをズーッと心の中に持ってしまっていたらそれはどうしたら良いのでしょうか。

(先生)
それはもう『浄霊』でしか解決できないです。それこそ『浄霊』なのです。そして、それは『我メシヤ教しかない』ということです。

(質問者)
固執するほど気にしなくて良いですか。

(先生)
?罪がある″ということは自覚して、そこに光を当てていくのです。

月次祭の時にはその?罪が解消されていく″ように光をいただいていくと良いのです。そういう姿勢でいてくださると良いのではないかと思います。

私がお導きをした人の中には、「『浄霊』は素晴らしいので、私のような罪深いものが『浄霊』をすることは出来ません」と言う人がいました。「どんな罪を犯しているのですか?」と聞きますと「それは言えません」と言われます。推測ですが綺麗な人ですので夫を裏切っているのではないかと思います。「その・・・?罪を浄めて行く″のが『浄霊』なのでぜひ『浄霊力』を身につけて『浄霊』をして行ってください。」と言わざるを得ません。

自分を卑下しすぎる人たちが多いですね。『浄霊力』というのはメシヤ様からお許しいただくものですので「そういう罪があるならばメシヤ様にお許しいただけるような生活に切り替えてください。」とお話しました。

(先生)
それでは時間になりましたので終わらせていただきます。

(参加者)
ありがとうございました。

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ハル・ノート 
Wikipedia:ウィキペディア 最終更新 2014年9月23日 (火) 10:58より

ハル・ノートは、日米交渉において日本側の当事者野村吉三郎駐米大使と来栖三郎特命大使が提示した日本側の最終打開案(乙案)に対する拒否の回答と同時に、アメリカ側から提示された交渉案である。『機密戦争日誌』には野村大使の報告と前後して打電された在米武官からの要旨報告電報が次のように記されている(原文カナ)。「果然、米武官より来電、米文書を以て回答す、全く絶望なりと。曰く 1四原則の無条件承認 2支那及仏印よりの全面撤兵 3国民政府(汪兆銘政権)の否認 4三国同盟の空文化」「米の回答全く高圧的なり。而も意図極めて明確、九カ国条約の再確認是なり。対極東政策に何等変更を加ふるの誠意全くなし。交渉は勿論決裂なり。之にて帝国の開戦決意は踏み切り容易となれり」

概要は以下の10項目から成る。
1.イギリス・中国・日本・オランダ・ソ連・タイ・アメリカ間の多辺的不可侵条約の提案
2.仏印(フランス領インドシナ) の領土主権尊重、仏印との貿易及び通商における平等待遇の確保
3.日本の支那(中国)及び仏印からの全面撤兵
4.日米がアメリカの支援する蒋介石政権(中国国民党政府)以外のいかなる政府を認めない(日本が支援していた汪兆銘政権の否認)
5.英国または諸国の中国大陸における海外租界と関連権益を含む1901年北京議定書に関する治外法権の放棄について諸国の合意を得るための両国の努力
6.最恵国待遇を基礎とする通商条約再締結のための交渉の開始
7.アメリカによる日本の資産凍結を解除、日本によるアメリカ資産の凍結の解除
8.円ドル為替レート安定に関する協定締結と通貨基金の設立
9.第三国との太平洋地域における平和維持に反する協定の廃棄 - 日独伊三国軍事同盟の実質廃棄を含意する、と日本側は捉えていたようである。
10.本協定内容の両国による推進


【御教え 第三次戦争は果して有る?】
 (地上天国 四十号  昭和二十七年九月二十五日)

標題に就ての質問はよく受けると共に、今日世界人類の誰もが、之程痛切に知りたいと思う問題はないであろう。事実見ようによっては有りそうでもあり、無さそうでもあり、之程の大問題であり乍ら、迷わざるを得ない有様である。というのは、全く唯物的に考えるからで、之も現代人としては無理はないが、私は宗教家として霊的の面から判断を下してみようと思うのである。

私は常に旧文明世界は、近き将来終りを告げ、変って新文明世界が生れるという事を唱えているが、勿論之は神定のプログラムであるから、信ずるより外はない。という意味で第三次戦争もプログラムの中での最も大きな節であると思えばいゝのである。然し之は私が今日改めて曰うのではない。已に二千年前キリストは世の終りが来ると曰い、天国は近づけりとも曰っている。而もキリストの再臨まで予言されたばかりか、又ユダヤ教の聖典にも、将来メシヤが降臨し、世界を救われるという予言もあるので、若し之等を信ずるとしたら、当然来るべきものが来る訳である。今私はそれを具体的にかいてみるが、前記の如き新世界というのは、悪に充ちた醜汚の世界が崩壊し、反対に善に充ちた清麗な世界が生れるのである。其為どうしても何千年来溜りに溜った処の人間の犯した罪穢の汚れを浄めなければならないのは当然である。罪穢とは勿論凡ゆる醜塊物であって、其大掃除が近づいたのである。

では之がどういう方法によって行われるかというと、それは旧文明時代に造られ現存しているものの中から、汚穢の為使い途にならないもの悉くが破壊され、焼尽されると共に、誤れる学問も思想も、宗教も役済みとなったもの、将来性のないものは悉く潰滅の止むなきに至るのであって、此最も重要な役目として生れたのが彼の原子爆弾である。之こそ右の如き迅速な破壊行動に役立つものは外にあるまい。其素晴しい威力を見ても分る。以上によって第三次戦争は必ずあると共に、世界的大破壊は最早免れ得ない当然な運命であろう。何よりも現在米国もソ連もあらん限りの力を尽して、原爆の多量生産に夢中になっているではないか。之こそ右の予想を物語っている何よりの證拠である。只茲で誰も知りたいのは其時であろうが、それも私には分っているが、まだ発表する時期になっていないから、今少し待たれたいが、併し之だけは言える。それは今私が記いている文明の創造の著書が完成し、世界中に配られ、暫くしてから最後の審判が始まる事である。

茲で今一つの肝腎な事がある。それは単に大破壊といっても物質のみではなく、汚穢に充ちた人間も清算される。之が最も恐ろしいのである。従って神は滅ぶべき運命にある人々を、一人でも多く救わんが為の警告が文明の創造書であるから、之こそ二十世紀のバイブルでなくて何であろう。勿論此バイブルこそ、天の父であるエホバの聖言であるから真理そのものである。以上が信じ得らるゝとしたら、第三次戦争に対しての心構えも、自ら見当がつく筈である。

◆『文明の創造』に第三次戦争の心構えが書かれているということで、それが
『何となれば戦争は、よしんば第三次戦争が起ったとしても限られたる時と、限られたる地域で済むからである。』につながっているのだと思われる。



【御教え 第三次戦争は免れる事が出来る】
 (栄光 百二十六号  昭和二十六年十月十七日)

今最も世界人類が脅威の的とされているのは何といっても第三次世界戦争であろう事は、今更言う迄もない。現に日本は固より、全世界の識者という識者は、夫々の立場から之を防止すべく、全智能を絞って筆に口に論議しつつあるのは、人皆知る通りである。処がどうした訳か、独り宗教家に至っては、それに対し何等の発言をする者のないのは、実に心もとない限りである。

そこで先ず考えてみて貰いたい事は、一体宗教の目的は何であるかという事である。言う迄もなく、戦争のない平和世界を実現するにあるのは判り切った話である。としたら現在の如き、第三次戦争必至という此危機に直面していながら、手も足も出ないのか、全然沈黙しているという状態は不可解の外はあるまい。成程宗教家たる以上、政府の命令のない限りと、又年齢的にも武器を執る事は出来ないとしたら、宗教家は宗教家なりに、相応した平和的手段を以って、戦争防止の為、一役買うべきではなかろうか、此意味に於て私は、戦争発生の原因と戦争防止、否人類から戦争を絶無にする事の可能である事と、其原理をかいてみようと思うのである。

それに就て、最も判り易くする為、病気と健康に就ての事をかいてみるが、いつもいう通り、病気とは人間の霊に曇りが溜り、其排除作用が肉体に映って生ずる苦痛であるから、人間の如何なる苦痛と雖も、原因は悉く霊の曇り、即ち肉体的に言えば汚濁の排除作用であるから、其苦痛を免れたいとしたら、汚濁を溜めないようにすると共に、既に溜っているそれを排除する以外、解決する事の出来ないのは当然である。

此理によって、集団的苦痛、即ち風水害、火災、地震、社会的暴動等も、悉く病気以外の浄化作用である、としたら之の大きくなったものが勿論戦争である。従って、戦争を起らないようにするには、人間個人々々の霊の曇りを無くす以外方法のない事は余りにも明かである。

万一第三次戦争が起るとすれば、それは全く霊の曇った人間が増え切って、どうにもならない状態となったからで、恐らく世界の殆んどは、現在汚濁人間で充満していると言っても過言ではあるまい、としたら何故此様に汚濁人間が増えたかというと、それこそ悪による罪が堆積したからであって、其根本原因こそ神の実在を無視する教育を受けて来た為であって、之が唯物教育であるから、此観念を是正する事によってのみ解決されるのである。では何故そうであったかというと、つまり唯物教育によって、人間の魂を極度に曇らせ、盲目同様にしたからで、寧ろ当然な結果である。

そうして茲で知らねばならない事は、万有の法則は汚濁の溜る処、必ず自然浄化作用が発生する。例えば伝染病が流行するという事は、病菌発生が直接原因であるとしたら、其原因は何かというと、それは浄化の必要ある人間が出来たからで、相応の理による自然発生である。処が此理は何物にも共通する。即ち地上にある凡ゆる物質、例えば如何なる大都市でも、建造物でも、凡そ物質と名のつくものは、悉くといいたい程、現在のそれは悪によって作られたるものである以上、言わば罪の塊りであるから、いつかは清算されなければならない運命におかれているのである。

としたら人間も物質も、地上にありとあらゆる汚濁分子が一挙に浄化される。それが大戦争であって、之が宇宙の鉄則であるから、どうしようもないのである。此意味に於て第三次戦争を免れんとするには、此大浄化作用発生の必要のない迄に、人間はじめ地上一切のものが、清浄化されなければならないのは分りきった話である。では其様に一切を清浄化すべき方法はありや、というに、私はありと答える。それが我メシヤ教の使命であって、此事の為に我メシヤ教は生れたのである。

茲で別の説き方ではあるが、世界とは個人の集団であるから、個人々々が浄化の必要のない迄に、立派な人間になりさえすればいいのである。立派な人間とは、勿論霊肉共に汚濁のない人間であって、そういう人間を造り得る力こそ、我メシヤ教をおいて世界広しと雖も、決して存在しない事を私は知らせたいのである。之は理屈ではない。本教が現在行っている浄霊法を見ても分る。此方法が如何に絶大な効果があるかは、唯物医学で治らない重難病がドシドシ全治し、死を宣告された者が甦生する等、無数に上る事実である。之だけでも多くを言う必要はあるまい。従って此空前の事実こそ、世界人類が救われ、地上天国出現の時期となった事の示唆でなくて何であろう。我メシヤ教が全世界に拡がるとしたら、最早戦争による浄化の必要がなくなるから、戦争は起らないに決っている以上、茲に人類待望の平和時代が実現するのである。

之で大体判ったであろうが、要するに第三次戦争防止の手段こそ、我メシヤ教を措いて絶対他にない事を断言して憚らないのである。故に万一それが間に合わないとしたら、第三次戦争勃発となるのは、免れ得ない運命として、何人も覚悟すべきであろう。
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