救いの三本柱(三救)Three Pillars of Salvation

トップページへ














質疑応答形式で作成を始めた19年11月度からの「メシヤ講座・三重」を掲載していきます。
個人のプライバシーに関する記述および個人を特定できてしまう記述は編者の独断で省略しておりますので文章につながりがないことがございます。
また、筆記で作成していますので表現上書きとれなかった箇所もございます。 
ご賢察の程お願い申し上げます。

平成24年9月分


 
================

<御教え>
『文明の創造』科学篇
  無機質界 (文創  昭和二十七年)
を拝読。

本文は『文明の創造』131ページに記載されています。(『文明の創造』購入方法を参照ください。
また、研鑚資料『文明の創造 二・上』では73ページです。)

=================

〇物質界と霊界の世界の中間を充填する

(先生)
 今月はタイトルが『無機質界』ですが、この御論文をお書きになられた昭和27年当時というのは、顕微鏡は6万倍でした。今は大体何万倍でしょうか。

大阪支部では百万倍だとの話が出ていました。まあそのくらい進歩してきているということですね。(実際には、立体原子顕微鏡などは200億倍という数字が出ています。)

ここに湯川博士の事が書かれていますが、中間子の話ですね。

それでもう二ヶ月くらい素粒子の話をしてきましたので、中間子と素粒子の違いは分かりますか。

湯川博士が発見したころの素粒子と言うのは中間子とか電子とか陽子とか回っている世界の素粒子です。その素粒子を拡大した時に17の素粒子があるというのが、今回平成24年に確認できた世界なのです。

愈々(いよいよ)メシヤ様が、『物質界と霊界の世界の中間を充填(じゅうてん)する』という話が、?より霊の方へ近づいた″という認識で今回これを拝読させていただくと、より一層メシヤ様が何にご注目なされていたのかということが、お解かりになるのではないかなと思います。

〇『理論心霊学』に沿って生活すれば御守護に溢れる。

(先生)
ここで、私たちが浄霊をさせていただくときに?お陰をいただく″という世界をメシヤ様は『実験神霊学』と呼ばれていたということですね。

それから、この世の中はすべて『霊主体従の法則』に沿って動いています。だから、?見える世界″の原因は?霊の世界″に原因があります。これは次回に拝読する『霊主体従』に繋(つな)がっていきます。それが『理論心霊学』の世界ですので、その『理論心霊学』に沿って生活をさせていただくと?御守護に溢れる。″・・・そういう生活が許されますよ、ということですので、この『理論心霊学』と『実験神霊学』というメシヤ様のお言葉を自分の中で解釈をしておいていただきたいと思います。

〇毎日一ヶ月『無機質界』を拝読する

(先生)
そうして、そうしたことが『人類の福祉に役立つ』ということが大切なので、役立っていくためには、大勢の人に浄霊のことを教えて差し上げて、そして浄霊を大勢の人が取り次ぐことによってみんな健康で豊かで平和な世の中に導いて行くことが大切なわけですので、そういうところを目指す拠り所に今回の御論文をさせていただければ有難いと思います。ぜひ毎日、一ヶ月間は『無機質界』を拝読して、それから他の箇所を拝読していただきたいと思います。一ヶ月間読むと大体解りますからね。ほぼ頭に残ります。

昔、?12歳で入信しても良い時代″と?7歳になったら入信しても良いという時代″がありました。?小学校に入るころになったら『お光』を掛けて浄霊ができる″のだと。

そのころ私は布教所長をやっていまして?どうやって小学校1年生の子に入信の意義を話してあげたら良いのか″と考えました。

先月は幼稚園児の子供たちにここで講義をいたしましたが、うなずきながら聞いてくれていましたので良くわかっていただけたのではないでしょうか。

子供たちはその時は良く聞いているのですが、遊びに夢中になるのですぐに忘れていきます。それを定着させるためにどうしたら良いのかということで、先ほど拝読していただきました『世界救世(メシヤ)教 教義』を暗記していただきました。そうすると、暗記するのに約一ヶ月かかります。文章を区切って短く覚えていきますのでね。

『そもそも』『世界の』『創造主たる』と区切って覚えてきますのでね。全部暗記するのに大体一ヶ月かかるのです。

母親も付き添っているので母親も全部暗記してしまいます。

ですから、毎日『無機質界』を拝読していると、文言はそのまま覚えられなくても、メシヤ様がお説きいただいた論旨は頭の中に定着していきますので、『無機質界』と言った時には大体思い出せるようになります。ぜひそういうことに挑戦していっていただきたいと思います。

そのことをお願いいたしましていつものように質疑応答に移りたいと思います。

〇『夜叉龍神も解脱為し』

(質問者)
『時局と霊界』にある◯◯◯之尊とは国武彦之尊、◯◯龍神とは夜叉龍神と受け止めて良いのでしょうか。

(先生)
そうですね。特選集の6ページに出てきますね。これは昭和26年の御論文です。この時点では、メシヤ様は『まだ時期が来ていない』ということで伏せてお書きになられています。しかし、『文明の創造』を御執筆になられた昭和27年には?時期が来たのであろう″と推察されます。『文明の創造』366ページの『基督教と善悪』というところには、3行目に『凶党界の親玉夜叉龍神が立てた計画の下』とあります。◯◯龍神が夜叉龍神と明確にお書きになられております。『私の兄であった国武彦之尊に憑依した時から』ということですので、それをここで明らかにされたというわけです。前年は伏せて置いた方が良いということで、◯◯とされたのですが、愈々(いよいよ)『文明の創造』を御執筆される時には、明らかにして世に知らしめようとなされたのではないでしょうか。

ですが、先達の中には非常にキリスト教に詳しい方や、政治家と繋がっているそういう先達の人たちが、“これを明らかにしたら飛んでもいないことになる”ということで、伏せて来たのだろうと思います。そして、『文明の創造』も出版されずに来たということですね。

そうすると『善言讃詞』の中に『夜叉龍神』とありますがこの『夜叉龍神』の唱え方もまた変わって来ます。

『善言讃詞の手ほどき』という冊子が世界救世(きゅうせい)教から出ていますが、

「夜叉は羅刹と併称される暴虐な鬼のことをいう。明主様(メシヤ様)は『女の執着によって悪くなった鬼』という意味で書かれたと仰せられている。龍神はこの場合悪魔を指している。いずれも執着のため悪魔になったものを指す仏語である。」

しかし、こういう解説が果たして正しいかどうかとなって来ますので、我々が『善言讃詞』を奏上させていただく時には、『夜叉   龍神も解脱為し』ではなくて、『夜叉龍神も解脱為し』といわゆる『凶党界の一番の頭目が解脱したのだ。』ということを言霊界に響かせないといけないということです。

「頭目が解脱したのですから、後の眷属たちはみなわかりなさい。」ということを響かせるためにも、善言讃詞を高らかと言霊界に響くように奏上させていただくことが、大切なのです。

特選集にはそこまでは書いていません。

「『善言讃詞』にメシヤ様が詠み込まれた『夜叉龍神も解脱為し』の意味も深みを増すのではないでしょうか。」という書き方にとどめてあります。メシヤ講座に参加した人に真実を伝えたいという思いがあるからです。

そういうことですので、『善言讃詞』を奏上する時の気持ちもより高まっていただけるのではないかな、と思います。

取り分け支部でお参りする時にはですね、メシヤ様から御光をいただきつつ、こうした言霊をしっかりと唱えさせていただきたいと思います。

(質問者)
『茲(ここ)迄かいただけでも、今日の事態の根本は大体判断がつくであろう。』と書かれていますが、『今日の事態の根本』というのはどういうことでしょうか。

(先生)
夜叉龍神はトップになります。

それでトップが改心したとしても下の眷属たちがまだそのことがわかっていないということがあります。わかっていないが為に悪の世の中にしようと動き回っているので、現代はその眷属たちとの正邪の闘いが続いているということです。

ですので、メシヤ様によって?夜叉龍神は解脱している″のです。それでそのことを知らしめるということが善言讃詞を奏上するということなのです。

それを知らしめていくことによって下の眷属たちが?そうだったのか″というふうにわかれば、段々悪の行為は無くなっていくのです。

〇メシヤ様がおつくりになられた祝詞を御神前で響かせる意義

(先生)
当り前なことですが『善言讃詞』というのは非常に素晴らしい祝詞なのです。

そういう意味からも未だに『善言讃詞』を改ざんしたまま唱えている教団があるということは問題が大きいと思いますし、残念でもあります。

〇之光教団も『仁愛(みろく)の御手に帰一され』が抜けたままになっていることは残念ですね。完璧な祝詞にはなっていないということです。

メシヤ様がおつくりになられた祝詞を我々が?御神前で響かせていく″ということが如何に大きい意義があるということが、このような御論文を拝読させていただかないとなかなか分かっていきません。それで今勉強会を続けているのです。

勉強していくとにより『善言讃詞』を奏上する時の姿勢が明確になって行くのです。

(質問者)
この御教え自体を存じ上げていても国武彦之尊様と繋(つな)がりませんでした。

(先生)
大体、素戔嗚之尊を解釈してしまいますね。

私はメシヤ様からの厳しい夢を見ましたので、この御教えと繋(つな)がったのです。

(質問者)
読解力がないのかなあ。私には?(つな)がらないと思います。

(先生)
なぜ繋(つな)がったかということは、神秘的な世界だからね。

ズーッと気にしてましたのでね。メシヤ様が御教えのタイトルを教えてくださったわけではないですよ。

国武彦之尊という御神名はあまり御教えに出てきませんので、「これはメシヤ様がお書きになられたのではないのではないか」という意見がガンガン寄せられてね。どう説明したら良いのかと何か月も悩んでいたのです。

それで、メシヤ様の夢を見させていただいた翌日に掃除をしていてふと思ったのです。

掃除しないと、こういうことには気づかないですね。御神前を、家をいつも綺麗にしつつ考えていった方が・・・私の場合掃除機をかけている時に閃(ひらめ)くことが多いですね。トイレに行ったときとかね。ですからトイレにメモを置いておくのは良いですね。

(質問者)
トイレにメモを置いてありますが全く書き込みがありません。(笑い)

〇天の斑駒

(質問者)
天津祝詞に『天の斑駒の耳振り立てて』とありますが『天の斑 駒の耳 振り立てて』と区切ってはいけませんね。『天の斑駒』ということが日本書紀にでてきますので。

神話では、天照大神様が天岩戸にお隠れになられた原因のお話しでもあります。

天岩戸  Wikipedia 最終更新 2012年6月12日 (火) 18:36 より
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%B2%A9%E6%88%B8

『日本書紀』の第七段の本文では、古事記と同じような暴挙を行う。最後には天照大神が神聖な衣を織るために清浄な機屋(はたや)にいるのを見て、素戔嗚尊が機屋に皮を剥いだ天斑駒を投げ込んだ。すると、天照大神は驚いて梭で傷ついた。此に由りて天照大神は怒りて、天石窟に入って磐戸を閉じて籠った。そのため国中が常に暗闇となり、昼夜の区別もつかなくなった、とある。

(先生)
そうですね、『天の斑駒の耳振り立てて』と奏上しないといけないね。

(参加者)
え、何?駒ってどんなもの?

(質問者)
駒というのは馬です。馬の皮を素戔嗚尊が剥いだのです。そのような暴虐をされたのです。それで天照大神はお怒りになって天の岩戸にお隠れになったのです。

〇祝詞を唱える想念が整うことが、世の中を変える。

(質問者)
『天の斑駒』の天は「あめ」ですか「あま」ですか。天津祝詞ですから『あめ』で良いです。

(先生)
善言讃詞の『天ケ下』だけは『あまがした』と唱えてください。

それで『振り立てる』のですから大きく耳を開いてね。良く聞きなさい。ということです。

(質問者)
「耳をかっぽじいて良く聞きなさい。」ですね。

(質問者)
これは、誰に言っているのですか。

(先生)
御神前で安子さんと〇〇さんが参拝された時、階段が見えたでしょう。

体験記「メシヤ様にお使いいただける喜び
http://mesiyamie.web.fc2.com/mesiyasamaniotukaiitadakeru.html

「後は御神体を迎えるだけ」となった4月4日に、御神前で、御浄霊をいただきに見えたある方と参拝をさせていただいている時に、御神体を御奉斎するその白壁に、光輝く階段、そして階段上には丸い輝く光々しい物を拝しました。その時、感じたのは、六十段の神界のそのまた上段ではないのかということと、善言讃詞の中の一節『光明如来と現じ 応神弥勒と化し 救世主(メシヤ)と成らせ・・』で、まさしく我家にお迎えさせていただくのは、最高の御神体なのだと、強く強くわき上がる喜びに、胸に熱いものが込み上げてきました。

その一番上には主神様が御鎮まりなっておられて、その下にそれぞれの神様がお並びになっておられて、そして、下の方に氏神様がお座りになられます。

その部分は『天津神国津神八百萬の神等共に』そして、『天の斑駒の耳振り立てて聞召せと』
「浄めを希(こいねが)うことを聞いていただきたい。」と「私は恐(かしこ)んで、申し上げます。」というふうな気持ちで奏上すると良いですね。

(質問者)
あれー。以前お話を聞いたのより難しくなっていませんか。

(先生)
ですから、こういう勉強会を積み重ねれば重ねる程、参拝姿勢が非常に深いものになって行くのです。

(質問者)
言霊が大事だということですね。

(先生)
それで、神様側に居並ぶのは氏神様くらいまでです。

それから我々の先祖とか斑駒の惨忍なことをした側の神様も参拝者側です。先達の後に並んでいるという想念でいてください。そして、その者達が一緒に私と共に祝詞を『恐み恐みも白す』という気持ちで唱えてください。

唱える人は役があるのでね、先頭に立つわけです。それで、その先達の後に先祖様とかお詫びをする神様方も居並ぶというわけですね。

このようにして、祝詞を奏上して浄まった後に、『主之大御神様』という御神名をお唱えさせていただくのです。ですから『恐み恐みも白す』と唱えた時にね、「これから謹んで御神名をお唱えさせていただきます」という気持ちで起き上がりながら、『主之大御神 守り給へ幸倍給へ』奏上させていただくのです。

祭事講習みたいでしたね。

しかし、こういう想念でね、参拝してくださる人が日本中に増えていくことが、?世の中を変えていく″ということなのですよ。

そういう人が増えなければ、世の中が転換していくということにはなって行かないのです。

意味が解らずに唱えると無茶苦茶早くなったりしますが、我々はより意味を解って奏上しないといけませんね。

そういう意味で言っても『文明の創造』は非常にありがたいわけです。噛みしめて拝読させていただくと、より深みが増してきますね。

(質問者)
『無機質界』の御論文を勉強させていただいたら、?ヒッグス粒子″が発表されたりして、世の中の動きを見ていると面白いですね。

ヒッグス粒子 最強加速器で発見 日経サイエンス誌ダイジェストより
http://scienceportal.jp/news/nikkeidigest/1209/120903.html
 
(先生)
勉強していると、ピッタリ合ってくるのです。メシヤ様の御仕組としか考えられないですね。勉強すればするほどそう思わせていただけます。

〇『文明の創造』発刊を機に一挙に御神業は発展する

(先生)
だから、『実はもっと深くかけば尚よく判るが、経綸上今はかく事が出来ないのを遺憾とするのである。』と仰せられておられたのが、『文明の創造』を出すことによって遺憾としなくて良くなったということです。?時期を迎えた″ということですね。

メシヤ様が明らかにされたのに60年間伏せていたのですね。ですから60年間御神業が停滞していたということなのです。『文明の創造』が出ることは、一番の頭目を明らかにしたわけですから、一挙に御神業は進展していくことでしょう。

三重支部の貢献によってね。凄いことですよ。(笑い)

(質問者)
あれだけ、メシヤ様が『文明の創造』発刊を望まれていましたのに出さなかったのは弟子たちがわからなかったからでしょうか。

(先生)
あれだけお書きになられているのにね。そして、御講話の中でも『今書いてます』とか何度も出てきますのにね・・・。そして、御論文の一部を読ませたりしています。何度もそのようになされているのに本としては出てきませんでした。

しかし、出した教団もあるにはあったのですが、著作権の関係で書店には並びませんでした。

(先生)
今ね、沖縄の人から問い合わせが良く来ています。『文明の創造』もお送りしました。いよいよ『浄霊力伝授』ということになりました。ですから『文明の創造』を機に、全国により一層繋(つな)がる人が出てきていますね。

『祈りの栞に寄せて』と『浄霊』の冊子も増刷することになりました。

〇『人類救済の聖業』

(先生)
それから、これを機に『祈りの栞に寄せて』の『世界救世(メシヤ)教 教義』の『聖旨』を『聖業』に訂正できました。

メシヤ講座・特選集(?105・平成21年10月分)より抜粋
http://www4.ocn.ne.jp/~meshiya/kouza/kouza2009/kouza200910.htm

さて、ただ今、御教え「世界救世(メシヤ)教 教義」を拝読していただきました。現在「主神様とメシヤ様」という研鑚資料を作成中ですが、その編纂作業において、この「世界救世(メシヤ)教 教義」の御教えにまだ改竄(かいざん)の痕(あと)があったことを私は発見できていなかったことが判明しました。このことが資料を作成して最も有り難かったことです。

 今お聞きになって、暗記されておられる方は“一箇所少し違うなあ”とお気付きになったと思いますが、『人類救済の聖旨を』という個所ですが、元々は『人類救済の聖業を』であったのです。「聖業」というと、メシヤ様の御神筆に「神代行我聖業」があります。『聖旨』よりも『聖業』という言葉を御使用になり、聖(ひじり)の業(わざ)ということを重視されておられるということをひしひしと感じさせていただくことができます。

 今回「研鑚資料」を作らせていただいた中での、このことが最大の慶事であると受け止めさせていただきました。これは12月23日の「メシヤ様御降臨祭」が発刊日になっておりますので、順次申込者にお渡ししたいと思います。その際、改めて「世界救世(メシヤ)教    教義」を見直していただければ幸いであります。

(質問者)
あれも凄い発見でしたね。

(先生)
あれも、こういう作業をしていないとね。『主神様とメシヤ様』を作成しなければ発見できませんでした。こういう出版作業を通じていろんなことが見つかってくるものですね。

三重支部でやったらからそういうことが?みえみえ″になったのかな。 (一同笑い)

(先生)
それからiPadで見られている人も多いと思います。?人体の構造″とかを無料でダウンロードできるサイトもありますので、そういうのを活用している人も多いです。

そういうことも取り入れながら御教えを拝読していただくと良いかと思います。iPadならその場で見られるからね。本だと何冊も持ち歩かないといけないから。

〇日本は『徳』によって世界をリードすべき

(先生)
〇〇さん『無機質界』を拝読していただいてどうでしたか。

(質問者)
いろんなところで?もう岩戸開きに入っている″と言われているのですね。それで?日本人独特の精神″ということが重要になって日本人が世界をリードするようです。

(先生)
分かりやすく言いますと、鈴虫とかコオロギとかの虫の音がいろいろ聞こえてきますね。そういう「虫の音(ね)」と言えるのは日本人独特の感性なのです。

歌でも「ちんちろちんちろちんちろりん」とか言いますがそのように聞こえるのは日本人なのです。西洋の人には喧(やかま)しく聞こえるのです。音色として聞こえてこないのです。これが日本人と西洋の人の違いなのです。日本人には全く違う感性があるのです。それで、この?日本人の感性″が世の中をリードできると言われているのです。

それともう一つはローマ字を思い出してください。母音と子音の組み合わせによって日本語は出来上がっています。こういう論理的構成の言語は日本語特有のものなのです。

他の言語は一直線でしょう。ABCDEFG・・・と一列しかないのです。

日本語はあいうえおと、あかさたなはまやらわ の2要素の組み合わせで言語が構成されているのです。その構成によって言葉の意味ができてくるのです。これが言霊学の基礎になっています。

そういう意味で日本人は特別な存在なのです。

しかし、明治時代に日本を「神国」と呼んで政治と軍部と絡めて「神国」と呼んだために戦争を引き起こしてしまったのです。これは日本人の誤ったことです。

「神国」は『徳』によって世界をリードしていく姿勢を持つべきなのです。そうすれば世界を『天国』に導いていけるのです。

自民党も民主党も党首選をやろうとしていますが、野田首相は官僚の言いなりになって突っ走っていますね。いろんな閣僚を経験しないまま総理大臣になってしまったことが一番の悲劇なのです。財務副大臣、財務大臣しか経験していないのです。ですので、増税論者になってしまったのではないでしょうか。やはり総理大臣になる人はいろんな大臣を経験してからならないといけない、という点があります。

一般的に会社などでは役員になる人間は多くの部署の経験を積まされるという組織の論理があります。

(質問者)
あの人、増税の事しか言ってないように思います。他にもたくさんやることがあるのではないでしょうか。

(先生)
そうね。国民は増税をさせるために民主党に政権を委ねたわけではないのにね。結果的にあの人を党首に選んでしまったために増税の方向へ行ってしまいました。

〇本来の人類全体を救う取組を!

(先生)
それで、7ページ目に、『宗教、哲学、科学の一致』の御論文を掲載しています。

湯川博士の中間子発見ということが出ていることもありますが、段落の4つ目に、

『宗教であるが、之も御多分に漏れず行詰ってどうにもならない。というのは宗教の本領である奇蹟が、寔に少ない実状である。そこでやむなく理論によって、それを補おうとしたり、種々の社会事業等によって、存在の価値を意義付けようとしている位で、人類の最も苦悩である病気、犯罪、戦争等に対しては、殆んど何等有効なる活動はなし得ないにみても、やはり行詰りをよく物語っている。』

という御指摘をしておられます。

この御指摘通りになっている教団があります。社会事業中心にやっている教団ですね。

(先生)
私が世界救世(きゅうせい)教を改革しなければと強く思った理由は、今から30年くらい前に随分〇〇党の党員つくりを信者さんとやった時代がありました。〇〇党の組織運営の中に組み込まれてしまったのです。

もう一つは交通遺児を救済するという謳い文句で募金運動などを街頭に立ってやりました。

世界救世(きゅうせい)教は、そういう社会事業に手を出し始めたのです。

これでは、交通遺児は救えますが、本来の人類全体を救うということに?(つな)がって行きません。元々の交通事故を無くすということには、曇りのない状態にみんなをしていかないといけません。そういう活動が本来の取り組みであるべきなのです。

ところが、どの教団も社会事業ばかり力を入れるのです。これでは『メシヤ様の本来の御神業』を担えないということで『メシヤ教』を立ち上げて、今改革運動をズーッと行っているのです。

ですから、今〇〇さんが言われた、?日本人本来の使命″を果たしていけるように実は世界救世(メシヤ)教が話をしていかないといけません。それが出来ていない状態でした。

それでメシヤ様がこの昭和26年2月14日の日に御指摘されておられますように、『種々の社会事業等によって、存在の価値を意義付けようとしている』と。正に〇〇A美術館が行っている児童画展とかね。そういう意義付けの為にやっていると思われます。

だから、このようにメシヤ様は御指摘されておられるのに、?なぜその方向に走ってしまうのか″と残念でなりません。

〇目を見張る子供たちの成長

(先生)
ある支部の娘さんは布教力がありますね。ちょっと怪我した子を見ると「ああ、それは浄化だから大丈夫よ」とすぐ浄霊を取り次ぐそうです。幼稚園児ですよ。

(参加者)
えー。幼稚園児でですか。

(先生)
それで、「何やってるの」と聞かれると「浄霊というのよ。御守護いただけるんですよ」と説明して支部へ繋ぐのです。幼稚園で宗教用語をベラベラしゃべっているみたいです。

(先生)
それから大阪の〇〇さんの子供は浄霊を毎晩受けるそうです。それで「なんでそんなに?」と聞くと「僕はこれから光によて生まれ変わるんです」と言うのです。小学校5年生くらいの子供です。

それから今度小学校へ上がる子供も「僕も小学校へ入るためにお兄ちゃんと一緒に浄霊をお願いします」と言うのです。

上の子はねサッカーやっていて、いろいろ質問をしてくれるのです。「こういう時どうしたらよいですか」なんてね。それで、「サッカーの基本はアイコンタクトを取りながらやることだよ。だから、みんなの事を一瞬で見ながら動かないといけない。」とか話をしました。

すると、「わかりました。そういうふうにします。」なんて言ってました。年を重ねるごとに変わってきましたね。

それで今月の報告では「毎日浄霊をいただきたい」と言うことでした。うれしいことですね。

そういう素晴らしい事を認めてあげてね、それでメシヤ様のことがもっとわかればもっともっと御用が担えるようになりますからね。

○『文明の創造』で世の中を変える取り組み

(質問者)
メシヤ様を教祖と仰ぐ他の教団の人に、どのように話をして行ったら良いでしょうか。

(先生)
「私が今通っているところは『文明の創造』で世の中を変える取り組みをしているのですよ。」という感じで、本当の事を話してたら良いですね。

それこそ図書館で借りて来て図書館のラベルを貼ってあるのを見せてあげたら良いですね。図書館も置いているとなると、少しは認識が変わるかもしれませんね。

(質問者)
◯◯ちゃんは夏休み中にしっかり御浄霊をいただきに参拝されました。

(先生)
うん、学校に上がるまでに、後1年あるからね。きっと良くなりますよ。アトピーは、出し切ってしまった方が性格が良い子になりますから。

(質問者)
性格が変わってしまうのではないか。というくらいよく掻(か)きむしるのです。ネットとかの情報ですと、菌なので掻(か)いてはいけない。とあって悩んでしまいます。

(先生)
あの時期のは、爪で引っ掻(か)いても綺麗(きれい)になります。どんなに溝ができて、腫れているようになっても綺麗(きれい)になります。自分の爪で引っ掻(か)いたのは治るのです。

だけど、ナイフとか鎌で切った傷は消えないのです。不思議なのですけどね。

後一年間出し切っていけば素晴らしい天才少女になるから。(笑)天才にもオールマイティの天才と、何か一点の天才があります。

オールマイティの天才は東大に入ります。何か一つか二つの天才はその道で秀でた人になって行くのです。その天才を作って行くのが親の役割なのです。

(質問者)
いやー。良い話を聞きましたが、もう大きくなっちゃったなあ。

(先生)
いや今度は孫がいますから。孫を徹底して天才作りをするのです。

○若い人と会話をしつつ自分を吟味する

(質問者)
さわらせてもらえないね。「うるさい」って言われそうです。

(先生)
みんな、「うるさい」って言われると引っ込んでしまうけどね。引っ込んじゃいけない。

(質問者)
でも、自分の子じゃないし責任は親にあるという遠慮があるのですね。

(先生)
言い方に語弊があるかもしれませんが、戦後育った人は、間違った育て方をされているのです。それは、世の中がおかしな方向にあったからです。それで間違った事も身についてしまっているので、それを押し付けてしまうと、若い人が反発した時に責任がどうかとかいう問題になって、この事が実は正しいかどうかということは、そのことを通して自分を吟味していかないといけません。

「少年H」に出て来ますが、「民主主義とは何か」との質問に、「今までと180度違うことをやることが民主主義だ」というふうに教えられた時期です。それをまともに受け止めた人は、間違った捉え方をしてしまったのです。

まあ、そうしたことを若い人と、?言い合いになりながらも吟味して行く。″ということが大事なのです。

だから、多いに口を出して行って。「黙ってて」と言われたら「そうか」と言って吟味して、「あなたに言われて吟味したけど、これは私の方が正しい」というふうなやり取りをしていかないといけません。

間違ったらね、「この前いらない事を言ってごめんね。私間違っていたわ。」というふうにいえば良いのです。

○『メシヤ様の進められようとした御神業』

(質問者)
浄霊力の素晴らしい体験談が特選集に出ていましたね。どのように皆さんに話をしていくべきか戸惑います。

(先生)
◯◯さん自身が支部へ通っていて前の教団との違いとかね。そういう話をして行けば変わってくるのではないでしょうか。

相手がね。どういうふうな反応をされるかですね。それで対応を見て、考えて行けば良いですね。

○○委員会に立ち上がった人たちは、信仰を求めて立ち上がった人たちが多かったのですよ。「その頃を思い出して下さい」と話をして行けば良いのではないですか。

(質問者)
○○委員会を知らない人達が多いのです。

(先生)
それでは、『メシヤ様の進められようとした御神業』と銘打って話を進めて行くのが良いですかね。今回のところは非常にわかりやすいと思いますね。

メシヤ様は『文明の創造』を通して御神業を進めようとなさっていたのです。というところから話をしていくしかないと思いますね。

まあ、いろいろお話をして乗ってこない人はしようがないです。これから『地上天国』を建設していくお役目はいただけないという事です。

『地上天国建設』のお役目をいただける人は必ず感応して来ますから。感化を受けていくのです。

○?助け合い″という過ち

(質問者)
自己浄霊をしていない教団も多いですね。

(先生)
まあ、助け合いという表現もいいですが、交代で訪問して浄霊するとかは、一見世間的には良いのですが、救われるのは難しいのです。浄霊に行ってあげるとね。

どこまでも?救われたい人″が支部なり布教所なりにいただきにこないといけません。

「支部へ行くように」という話し合いは良いのですけども、当番で何曜日は貴方、その次は貴方、とやっていると救われないのです。そういう間違ったところへ陥ってしまっているのです。

それからね。浄霊力の強い人のところとかへ通っている人は、そこへ?求めていっている″からね、御守護をいただけるのです。

布教所へ行ってお世話体制でやっていると御守護をいただけないのです。これが世界救世(きゅうせい)教の過去の過ちであるのです。そういう体制を一元化後とってしまったのです。
助け合いをやっているとみんな自己満足に陥ってしまうのです。これでは救われるものも救われないのです。

どんなに時間がかかっても神様のところへ浄霊をいただきに行く。そういうふうな世話をしていかないと、その人自身が救われる事にはなりません。

(質問者)
◯◯さんのところへは通っていますが。

(先生)
月次祭の日に参拝されていますし、神様の元へしんどい体でも求めてくる。そういう体制をいかに作ってあげるかという事なのです。ですから、支部へ参拝できる日をできるだけ増やして行く方がより救われて行きます。

それでは時間になりましたので、終わらせていただきます。

(参拝者)
ありがとうございました。


Powered by
FC2携帯変換
閉じる

inserted by FC2 system

inserted by FC2 system

inserted by FC2 system