救いの三本柱(三救)Three Pillars of Salvation

質疑応答形式で作成を始めた19年11月度からの「メシヤ講座・三重」を掲載していきます。
個人のプライバシーに関する記述および個人を特定できてしまう記述は編者の独断で省略しておりますので文章につながりがないことがございます。
また、筆記で作成していますので表現上書きとれなかった箇所もございます。 
ご賢察の程お願い申し上げます。

平成21年12月度


メシヤ講座特選集No.106

<メシヤ様対談記・15>
実談・虚談・神がかりな話
 日置昌一氏との対談の続き(前半)
(栄光百八十六号 昭和27年12月25日)を拝読

(質問者)

罫紙に二、四寸と言いますと6cmくらいですか。

(先生)

6cmから12cmくらいですかね。昔の罫紙だから厚めだったと思います。で、 400枚くらいとか言われてましたが焼いてしまわれたからわかりませんがね。

(質問者)

奥様(二代様)はお書きになられたのですから内容を皆御存じだったということですね。するとメシヤ様の御使命もわかっておられたわけで、にもかかわらず、なぜ教団の方向性が変わってしまったのでしょうか。

(先生)

御自分が携わったということは神懸かりで携わっておられますから、メシヤ様は人 間だという認識を強くお持ちになられたのではないでしょうか。神様がメシヤ様 の口をついて出てこられたという部分がありますからね。だからどこまでも人間 として使われるのだと。ですからそのように立ち会った人間というのが勘違いを 起こすことが往々にしてあるのではないかと思います。 それからメシヤ様は冒頭にも書かれておられますがワイ談を大いにやりたいとおっしゃっておられますので、そこを二代様はお嫌いだったのだと思います。

(質問者)

それは奥様ですからね。

(先生)

そうです。そんなことを皆の前で話をして貰いたくないのは当然ですね。 しかし、メシヤ様はどこまでも俗人でおられたかったのではないかということを 強く感じますね。
このようなご発言を考えてみたとき、御尊影を御神体にということは以前から取り沙汰されてきたのですが、多くの問題を孕んでいます。

(質問者)

神人合一されて神様の御働きをなされておられるが、人間的なこともお持ちに なっておられたわけですからね。

(先生)

多くの方々はゆくゆくは御尊影を御神体にという意見を持っておられるようですが、メシヤ様は聖徳太子の時代もおありになったと前回の対談で書いておら れましたね。 そうした場合、メシヤ様のお写真にお参りさせていただいているとき“前世は聖徳 太子だったのだな”とか余計なことを考えてしまうことがあります。絶対的な救い 主というのはやはりメシヤ様の腹中に宿られた光の玉ということを我々は意識し ていかないとね。どうしてもいろいろな解釈が生じてしまうということがありますね。 こういうところは今回良く読んでおいて頂きたいと思います。

(質問者)

義経まで想いを馳せてしまうと・・・

(先生)

そうです。戦いの時代ですからね。悲劇の武将でもありますからね。 義経の奥さんは烏天狗に乗って・・・・・という話も残っているでしょう。MOA美術館に絵図があったと思います。

(先生)

日置さんの次の箇所は面白いと思います。 「ホホウ、それでは教祖さんはソビエト語、中国語、ユダヤ語、なんでもペラペ ラというワケなんですな(笑声)。じゃ少しも退屈なさらなかったでしょう、む しろ出獄するのが惜しいくらい(笑声)」

(質問者)

呼び出された霊は日本語で話せるということでしょうか。

(先生)

だけどメシヤ様はお答えになっておられませんからね。 そこを日置さんにはもっと突っ込んで質問して頂きたかったですね。

(参加者)

面白い質問ですね。

(先生)

そう、面白い質問だったのです。 結局、言霊(ことたま)ということからいうと日本から世界の言葉は出ていると。 霊の世界になるとすべて日本の言葉に還ることができるのではないかなと拝察す ることができるわけです。 大和語でしゃべったのではないかと・・・・・。

(先生)

それからもうひとつ面白い会話をされていますね。次の箇所です。 「ボクだったら迷宮入り殺人事件の被害者を片っぱしから呼び出すね。そして犯 人の名を言ってもらう。そうすりゃ警察の捜査もヘチマもない、ピシピシ判って しまうワケですからね。人助けだし、第一、こうなったら悪い事をする奴なんか いなくなりますよ。ところが石川五右衛門の歌じゃないが、浜の真砂と悪人の数 はいっこう減らない。フシギですね(笑声)。」

ですが、メシヤ様はこのことには反応されておられない。ですからそういったこ とに霊的なことではお使いになられないということですね。 そうすると、テレビでよく霊能者が失踪者を捜索するのをやっていますが、ああ ゆうことにはお使いにならないということですね。

(先生)

それと、今回非常にわかりやすいのは病気のことについて短く簡潔にお話されておられますね。

「病気はもともと毒素がそこへ固まって臓器を圧迫するんだ。だから、その圧迫 する毒素だけをとって臓器をそのままにしておく。そうすれば元通りの健康体に なる。」という箇所です。 ここが病気の一番根本だということをメシヤ様は簡潔にお述べになっておられます。

私も歯が欠けちゃってそれが歯茎に刺さって痛くてしようがなかったのですけれども、結局その原因はこの首筋の耳の後ろあたり、ここに毒素が固結しているからここを揉んでは浄霊し揉んでは浄霊してほぐしていったら楽になりました。 ですからこういうところに毒素が固結すると歯茎に影響がでてくるのだということがわかります。

(先生)

○○さん腰が痛いのですか?

(質問者)

はい。腰、頭・・・

(先生)

全体が急に痛くなったのですか。

(質問者)

最初耳から膿が出まして、それから腰とか今日は右肩も痛いのです。

(先生)

ちょっと顔が腫れぼったいですね。

(質問者)

ああ、そうですか。

(先生)

腎臓をやはり良く浄霊しなくてはいけませんね。 それから腎臓の位置を割と皆低めに考えておられますから、背中の場合ちょっと高めの場所を良く浄霊してください。昨日も腎臓の位置の話題になった時に
どうしてもみな腎臓を腰のあたりとか思って下の方を浄霊しているんですね。 もう少し上を浄霊してみて下さい。 そこは少し盛り上がっているからわかると思います。

(参加者)

肉ですが・・・(笑い)

(先生)

肉もありますが肉は柔らかいから。腎臓の盛り上がりはもう少し堅いです。 そこを良く浄霊してください。 腎臓の場合あまりおさえたりしたら駄目ですよ。 首肩は揉んでもよいが腎臓は揉んではいけませんから気をつけてください。

(質問者)

首肩は揉んでも良いのですか。

(先生)

そうです。メシヤ様も『肩揉み』をさせておいででしたからね。 『 肩揉み』の御用をさせて頂いた奉仕者の方が楽になったようですけれどもね。 ただ、揉んだ後は浄霊をしないと今度は揉み返しが来ますからね。 余計に凝りができたりしてしまうので良く浄霊をしておいて下さい。

(質問者)

「アメリカを救う」と「文明の創造」の御論文は私は「文明の創造」の方が後で書かれたのだと勘違いしておりましたが「文明の創造」をお書きになられて「天国篇」を完結されないうちに「アメリカを救う」の御執筆をはじめられ、「アメリカを救う」を僅か半月でお書きになられたということが二つの御論文に関するメシヤ様の御言葉を抽出させて頂くとわからせて頂けます。 ですからある時期から「文明の創造」から「アメリカを救う」に傾注していかれたと。 また、大統領や医師や有識者に配布予定のため非常に心血を注がれたことがわかりました。

(先生)

「アメリカを救う」という本もそうですが、樋口先生がハワイに行かれ(昭和28年2月)たりしたのでアメリカを救う方に心血を注がれるようになられたのではないかなあと思えるのです。


【 御講話 昭和27年11月25日】
今度いよいよ準備ができたので、樋口さんがハワイに行くことになりました。もう一人嵐さんという人がロサンゼルスに行くことになって、無論どっちも支部を作るつもりですが、ちょうど『アメリカを救う』という本がもうじきできるので、ちょうど良いと思ったのです。それでボツボツあっちの方面を開拓しようと思ってますが、そういう時期が来たわけです。アメリカのほうで大いに分かってくると、日本は一遍に分かってきます。(『御教え集』16号、昭和27年12月15日発行)



(質問者)

「アメリカを救う」は4万部売れたと書かれていましたが、英訳版は発刊されなかったのですね。

(先生)

英訳はされたのですよ。で、アメリカに持っていったのですが、配布まではいかなかったのではないでしょうか。 「結核の革命的療法」という本がありましたね。あれは非常に売れたらしいです。
表紙に「世界救世教教主」と書かれていると抵抗があるのかもしれませんね。

【 表紙の記載】
※結核の革命的療法 岡田自観著
※アメリカを救う  世界救世(メシヤ)教教主 岡田茂吉著

(質問者)

アメリカは健康保険を民間に任せており病院にかかるのが高いとテレビで見ました。ですから逆に「浄霊」は受け入れられると思うのですが。

(先生)

ですが、アメリカではこのような民間療法的なことに宗教は携わってはいけない、という風潮があるようです。

(質問者)

【 関西巡教 名古屋市金山体育会館の話(S27年10月18日)】に

「それにはやはり私に光の玉がある……西洋の人はエホバなら分かりますから、エホバから与えられているその光の玉によって治る、ということも精しく書きました。やはりそうしなければ徹底しません。そこで、これはキリストの話になりますが、キリストは「天の父の霊によって、救いをやる」ということを、いくども 『聖書』で言われてます。ですからキリストはエホバの子になるわけです。それで私の力はエホバの直接の力というわけです。私から言えばキリストは子供になるわけです。いま信者がやっているのは、キリストがやっていたことをさかんにやってますが、この前も八年とか眼が開かなかったのが、二分ですっかり見えるようになったというのがありましたが、今度『栄光』に出します。(『御教え集』15号、昭和27年11月15日発行)」

との御教えがございます。西洋ではエホバならわかるから主神様を『エホバ』とお呼びになられたということと受け止めることができます。

(先生)

やはり『主神様からの光』ということがここでは明確になっていますね。 ですから、そういうことを良く読み込んでいくと神観ということが大体確定されていくわけです。

(質問者)

先ほどの関西巡教 名古屋市金山体育会館の話の中に、 『神様がいろいろな方法をもって救いの業をされる。私はその執行機関です。どうしても霊ばかりでは世の中は救われない。世の中は物質でできてますから、それには生きた人間が唱道しなければ駄目です。』との御教えがございました。

メシヤ様が神界におられる現在ではやはり私達生きた人間が御教えを伝えて行かなければ行けないと思わせて頂きました。

(先生)

そうですね。私も先月同じところを何時も持ち歩いている手帳に書きとめたのです。

?生きた人間が唱導しなければだめだ。
?楽しんで天職使命に尽すべきである。

ということを度々強調されておられます。 このお言葉は胸に沁み込んでくるようなお言葉でした。

【『人間と病気』文明の創造(昭和27年執筆)より】

 「本来主神の御目的とは何であるかというと、それは人間世界をして真善美完き理想世界を造り之を無限に向上発達せしめるにあるので、之こそ永遠不滅の真理である。従って今日迄の人智では、到底想像すら出来得ない程の輝しい未来を有っているのであるとしたら、人間は此(この)前途の光明を胸に抱きつつ楽しんで天職使命に尽すべきである。そういう訳で主神の御目的を遂行すべき役目として造ら れたのが人間である以上、人間は右の使命を真底から自覚すると共に、生命のあらん限り、其(その)線から離れる事なく働くべきである。」

(先生)

○○さん原稿をさらに推敲されておられるのですか。

(質問者)

はい。浄化で頭がボーとしているときに書いたものですから。

(先生)

飾らずに正直で良い文章だと思いました。ですが、まだ時間がありますのでね。 原稿を書くことによって光がどーんと流れてくるので浄化を許されたのだと言えます。 浄化自体は症状としてはつらいことですが、浄化を許されるということはこの子にとってこんなに素晴らしいことはないのです。 しかも、支部責任者からご報告を頂きましたが、アトピー性皮膚炎で出たところ、火傷をしたところ以外のところにそういう「とびひ」が出るということは彼女自身のいわゆる然毒が全部排泄されるというそういう神様の並々ならぬ愛があるのだと。 辛いのだけどもこれは愛なのだと受け止めてください。

(質問者)

辛いんです。もうちょっと楽に出して頂けないかなと思ってしまいます。 しかし、「とびひ」の場所を見たときに私も吃驚して?口さんに報告したのです。 お話を聞かせて頂いて理解はできたつもりなんですけども「まだ出るのか、まだまだ出るのか」という不安があったものですから。

(先生)

だから我々は毒素をいっぱい持っているのだと。それが子供にも受け継がれていくのだということなのです。 それからまた子供自身の生まれ変わりの因縁もありますし、親から受け継いだ毒素もありますし。そういう毒素が排泄された方は、その人の人生は、非常に素晴らしい人生になって行くのです。しかも幼少期に全部排泄されるが一番良いのです。 これが大きくなってから排泄されるともっと辛いわけです。
幼少期に排泄されるときに「浄霊」に出会ったことが運が良いのですよ。

(質問者)

予防接種するとその菌が弱くなって体の中で生き続けるものがあるのだ。とそれがまた何らかの病気になって出てくるのだとそういう御教え通りのことをテレビでやっておりました。

(先生)

この時期の御講話では、白人より黒人の方がオリンピックレコード出せるのはなぜかというと白人は予防接種をしすぎているからだと。 小さいころから予防接種や衛生管理しすぎているために却って体力が弱っているのだと言うことを強調されておられます。

(質問者)

映画「2012」を見ました。マヤ文明の暦が2012年12月21日で終わると。自然災害で地球は終末を迎えます。 地震、津波でエベレストまで津波が押し寄せていました。3艘の船にのれた人のみが生き残りました。 生き残った人は隆起したアフリカ大陸の喜望峰へ向かうという落ちでした。

御教えでは
【 文明の創造の『最後の審判』】に

「時期の到来と共に、主神(エホバ)の神意の発動は、之以上の遷延は許されないからであり、最後の審判は目眺に迫りつつあるからである。そこで神は先ず第一番に医学に対し、審判を開始されたのであって、此(この)事が先ず私に命ぜられた使命である。というのは曩(さき)に述べた如く人間生命の解決こそ、文明の根本条件であるからである。」

とあります。

同じく
【文明の創造の序文】に

「 『聖書』にある世の終りとは、此(この)仮相文明世界の終りを言ったものである。又今一つの「洽く天国の福音を宣べ伝えられるべし。然る後末期到る」との予言も、 此(この)著の頒布である事は言う迄もない。そうしてバイブルはキリストの教えを綴ったものであるが、此(この)著はキリストが繰返し曰われた処の、彼の天の父であるエホバ直接の啓示でもある。」

「旧文明は当然清算されなければならないが、何しろ世界は長い間の悪の堆積による罪穢の解消こそ問題で、之が世界的大浄化作用である。従って之による犠牲者の数は如何に大量に上るかは、到底想像もつかない程であろう。勿論之こそ最後の審判であって、亦(また)止む事を得ないが、神の大愛は一人でも多くの人間を救わんとして私という者を選び給い、其(その)大業を行わせられるのであって、其(その)序曲というべきものが本著であるから、此(この)事を充分肝に銘じて読まれたいのである。」

「勿論之を読む人々こそ救いの綱を目の前に下げられたと同様で、直に之を掴めば救われるが、そうでない人は後に到って悔を残すのは勿論で、時已に遅しである。」

「以上の如く罪深き者は亡び、罪浅き者は救われて、将来に於ける地上天国の住民となり得るのである。」

とあります。このように御教えを拝読させて頂くと、「最後の審判」は病気で来るのだと思われます。そして「御教え」「浄霊」を実践して罪穢を解消していけば救われると御教え頂いているのだと思います。ですから映画のように一部の金を持った人たちのみが船に乗れて救われるということではないと思って映画を観賞いたしました。

(先生)

映画での「最後の審判」の捉え方は的確ではないですね。 津波がエベレストまで行くということは今までの概念ですね。水の洗礼ですか ら。今度は火の洗礼だと言っておられるのですから、では火の洗礼とは何かというといわゆる毒素が溶け始めるということです。固まった毒素が火の洗礼によって溶け始めるから、だから毒素が多い人は精神病になったり血液病になったりこれが「最後の審判」だというわけです。 だから今○○ちゃんは毒素がどんどん出ているということは「最後の審判」の時に救われるというわけです。 救われない人とは毒素溶解に耐えられない人だということです。もともと毒素の ない人もいらしゃるから。子供の中にはね。毒素のない人は毒度溶解の必要はないわけですから火の洗礼でも救われるわけです。

それと肝臓の強い人は解毒能力があるから体内に入ってきても毒素を貯めていないわけです。

(質問者)

それではお酒の強い人はどうですか。

(先生)

お酒の強い人はアルコール分解能力が強いわけです。 そういう酵素を持っているわけです。 毒素排泄能力が強いかどうかとは別なわけです。

(質問者)

肝臓への浄霊で毒素排泄能力は強くなるのですか。

(先生)

それはあります。現代社会においてはこれだけ化学物質がいっぱいあるので肝臓と腎臓を良く浄霊しなければなりません。 いくら食べ物に気をつけていても環境によって汚されている部分はありますからね。

昨日、たばこの煙には数百種類の化学物質が含まれているという話が出ました。(厚生労働省の情報では、たばこの煙には4000種以上の化学物質が含まれ、そのうち発癌性がわかっているものだけでも43種類あるということです。)

これはもう例えば○○トリーのウイスキーなんか調味料だらけですね。 ○崎のウイスキー以上は良いですが日本人の口に合いません。ですから、乱暴な言い方ではありますが、日本人の口にあうのは偽物だということです。

ビールでも喉越しの良いようにつくっているのは偽物だということです。 ですから一杯目が旨いというわけです。

(質問者)

地酒とかはそんなに化学物質は入れていないと思いますが。

(先生)

そうですね。入っていないですね。 純米大吟醸が一番良いですが、ですが、お米をギリギリまで削ってつくるので、 贅沢な作り方をしているので勿体ないとも言えます。半分以上削ってしまいますから。

(質問者)

それでは焼酎はどうでしょうか。

(先生)

焼酎は割に化学物質は入っていないと言われています。 入れなくても蒸留するから作れるということがあります。お酒の場合発酵させなくてはいけないので発酵させる時に問題がいろいろあるようです。それから今度は発酵し続けるのでそれを止めないといけないので醸造アルコールを入れてしまうというわけです。 焼酎の場合は蒸留しているからそういうものを入れなくて済むということです。

(質問者)

焼酎なら飲んでも・・

(先生)

良いとは言えないです。まあこんなのは飲まない方が良いですね。 純米大吟醸が一番体には害がないですね。大吟醸の場合醸造アルコールが入っているからね。どうしても発酵を止める為に・・するともう菌を殺してしまいますから。菌を殺した状態のを飲むと体に良くないのです。だから発酵し続けているのを飲まないといけませんね。

(質問者)

忘年会シーズンで設定されるのが飲放題ばかりで、安い酒ばかりです。

(先生)

そういう時は、焼酎のお湯割りぐらいがまだ良いですかね。

(質問者)

ワインはどうなのですか。

(先生)

ワインには防腐剤が入っていますからね。 酸化防止剤が恐いのです。酸化防止剤の入っていないのが長野県で作っているから。それだったらまあ良いですね。

(質問者)

保存は無理なのですかね。

(先生)

洞窟とかで保存すれば良いですがね。貯蔵所に入れておけば良いのです。 自然酒を取り寄せて飲めば良いですよ。

(質問者)

私は家では全く飲まないので大丈夫なのですが、会合で避ける方法がないかと思いまして。

(先生)

ああそういうことね。

(質問者)

良い地酒があれば、1合も飲めば十分なのですが、こっちではサッポロクラシッ クとかおいてないですしね。(笑い)

(先生)

まあ今年は不景気で軒並み飲屋さんが倒産しているみたいですね。

(質問者)

もろに景気の影響を受けますね。

(先生)

そうなのです。外食産業でも安くて良いものをおいているところしか生き残れないですね。

(先生)

私達は対談記を1年ちょっと続けて学ばせて頂きました。メシヤ様像ということが大分わかってこられたかと思います。そういうことを自問自答しながら12月 23日の「メシヤ様御降臨祭」を迎えて頂きたいと思っております。 例えば、今月はメシヤ様はワイ談をされたかったのかとか。(笑い)

(質問者)

そこですか。(笑)

(先生)

いや大事なことですよ。この人間臭さはね。(笑)  純粋すぎると人間というのがわからなくなります。人間は肉体を持って生きているのですから大事なことなのですよ。 ワイ談でも田植えとか疲れる仕事を笑いながらすれば疲れないということがありますね。

(質問者)

今は、会社ではそんな話なんかしているとセクハラになり「セクハラ窓口」などに通告されたりしますのでよほど難しくなっています。

 (先生)

なかなか難しい世の中になってきていますね。ちょっと神経質になり過ぎているんだね。大正時代から変わってきたのですね。昔は「桃太郎」の童話は性教育の教材だったのです。大正文学になった時から純文学に入れられてそのような内容は削除されてしまったのです。姫が鬼にさらわれるでしょう。ですから、女性は大事なものなのだと、さらわれたりすると大変なことになる。だから卑劣なこと をやってはいけない。とそういうふうに大正時代までは物語ができていたわけです。女性に対する姿勢とか男とはどうあるべきかということを昔の人は教え込んでいたわけです。今は家庭でそういうことを教えずに学校に任せ切りになっているというのが現状ですね。柳田国男氏の民俗学の中ではそういう分岐点となっているようです。現代人は純粋培養で育っているので精神病的な人間が増えてきて います。もう少し人間という存在は大らかであるべきだという考え方がないですね。


(質問者)

一夫多妻というのは。

(先生)

イスラム教圏では一夫多妻もあるわけですが、許される条件というものもあるわけです。例えば「断食」ですが、「断食」を許されるという世界もあるわけです。寄付行為をすれば許されるのです。いろいろ仕組みがあります、そういうことで徳を積むということも教え込まれているわけです。ですから充分勉強していないと断食だけがクローズアップされてしまうのです。女性が顔を隠すのは“人間 は弱い存在だ”と言う考え方なのです。男が惑わされる、だから隠しておけとそういう意味なのです。そういう人間研究からイスラム教は成り立っているのだとそういう考え方をしていかないと、ジハードとかいうことが表面に出てくると恐ろしい 宗教と捉えてしまうのです。日本ではそういう価値観の根底にある宗教観というものを教えていないのでね。わからない部分がありますね。

(先生)

良く躾でそんなことをすると罰が当たるよ。とか言われませんでしたか。 ところがそういう罰が当たるという考え方の上に御教えを読んでいくと例えば浄化を頂いたときに、浄化は本来有り難い神様の恩恵なのですけれども「あなた御用 しないと浄化するわよ」とか、そういう話になったりするときもあります。ですから既成概念の上にメシヤ様の御教えを理解しようとしていくと勘違いが生じるのでメシヤ様の御教えを拝読させて頂くときにはそういう育ってきた環境というものの中で植えつけられたものも見つめながら御教えを拝読させて頂かないと御教えをしっかり理解できない部分もあります。古い世話人さんとかからそういう話は聞いたことはありませんか。 「あなた御用しないと浄化するわよ」とか。

(質問者)

ありますね。恐怖信仰になってしまいますね。

(先生)

だから浄化を頂くというのは光が入らないと浄化を頂けないわけですから。光が入るから溶けるわけですから。

(質問者)

浄化を悪いことのように捉えておられる方が多いかもしれません。

(先生)


そうですね。それは育った環境の「罰が当たる」というものの上に浄化を持ってくるからそういう風に捉えてしまうのです。古い概念をメシヤ様の御教えに切り替えていくという作業をしていかないと。ですから御教えをしっかり拝読していかないとメシヤ様の御心を受け止めることができていかないわけです。浄化が恐いということになってしまうのです。浄化程良いことはないのですけども、浄化が恐いというふうになってしまいます。

(質問者)

最初は有り難く思うのですけれどもだんだん浄化が厳しくなってくると、もう少し緩くと思ってしまいます。終わってしまえば有り難かったかなと思えるのですけれども。

(先生)

どうしてもね。症状的に厳しいものが出てくるとね。そう思いますよね。

(質問者)

厳しい浄化だと私に何か強い因縁があるのではないかとか思ってしまいます。

(先生)

まあそういう面もあるのでね。今回メシヤ様が2日間にわたってお話しされた「運命は自由に作られる」という御教えを掲載させて頂いたのです。ですからこれもしっかり拝読して頂きたいと思います。

(質問者)

「一切の苦しみは浄化作用である。」と述べておられますね。なかなかそういう風に受け止められないかもしれませんが、そのように考えなければいけませんね。

(先生)

まあ、積極的に曇りをとって行く方法が最高の神様に繋がって信仰してゆくことなのです。ぜひ有効に信仰を活用して頂きたいと思います。

それと浄霊の時には最後に書かれていますけれども「その一生懸命が手に出てしまうから力が入るのです。」と一生懸命になればなるほど手の力が抜けているかということをメシヤ様ご自身もいつも気をつけておられたということです。絶対的な力を授けて下さっている方もやはり手の力を抜くことにいつも心がけておられたわけだから、まして我々はいつも手の力を抜くようにしないといけません。その点は肝に銘じておいて頂きたいと思います。

(質問者)

御主人とかが信仰がわからない場合に、やきもきする方に曇りがあると中々タイムリーな御教えですね。

(先生)

報告を聞いておりますと、みなさんはずいぶん曇りがとれてきたと言えますね。 御主人方の対応が変わってきていますしね。 この御教えと照らして考えて、ああこの1年ずいぶん曇りをとらせて頂けたと。
そういうふうに考えて12月23日を迎えて頂きたいと思います。

(質問者)

病院に行かざるを得なかった場合、先に浄霊をしてから行くのとしないのとでは違いますか。

(先生)

それはずいぶん違います。でね。病院に行くのは何でもないわけです。薬を入れるのが恐いのです。だから病院に見せて原因とかを探るのはね、御主人の反対を押し切るというのではなくて見せたら良いわけだから。

(質問者)

病院で直ぐに薬を塗られてしまうとと恐かったのですが、今回何もされずに良かったです。

(先生)

ですからそういうふうなことも御守護として見て行けば良いと思います。

(先生)

息子さんは『世界救世(メシヤ)教 教義』を全部覚えましたか。

(質問者)

最初の文だけは覚えました。

(先生)

そしたら続きを覚えさせるようにすると良いですね。 全部言えるようになれば相当口がまめになります。言葉が全部出せないとああいう昔ながらの言い方は言えないのです。全文暗記するとすごいことになりますよ。言葉の出し方が変わってくるのです。だから彼の人生に大きく寄与することになります。幼稚園とかで話しているのとは全く別の世界の話し方なわけなのです。それはね彼自身を善導してくれるのです。根気も出てきますよ。

それでは、今まで学ばせて頂きました対談記を通じ、メシヤ様像ということを自問自答して頂き、12月23日の「メシヤ様御降臨祭」を迎えて頂きたいと思います。

以上

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